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2011年11月

辛亥革命「孫文・溥儀・蒋介石」
 このブログ、11月21日付記事で「このインターネット社会、IT世界で生きる、人の生き方だった。拡大解釈をすると、世界の揉め事カダフィ殺害で判ったアメリカと北アフリカの金の奪い合いだった。金の奪い合いで結果的に戦争が始まるなら、金のいらない社会にしてしまえという結論に達するが、それが100年か200年のスパンで可能であるかどうか、という選択は、これまでの世界歴史を振り返れば絶望的と思って間違いない。」と、書いた。
 丁度、それと同じ時期にテレビで「シリーズ・辛亥革命」放送があったので、それを引き合いに出してマネー、金につてい考えてみたい。

 NHK番組インフォメーションより
「1911年10月の辛亥革命から100年、そして満州事変から80年―。新たな資料が次々と公開され、明らかになる真実。孫文、ラストエンペラー・溥儀、蒋介石の3人の波乱の生涯を通して過酷な時代の裏側にあった知られざる日中交流の姿を描く。孫文なき後、国民政府主席となった蒋介石。2009年にすべて公開された蒋介石の日記には、彼の日本への愛憎相半ばする感情が記されていた。日本陸軍で軍事訓練を受け、当初は日本に期待していた蒋介石が、済南事件、満州事変と日本の大陸進出に直面し、その対日観を大きく変化させ、抗日戦争を決断していく。蒋介石の日記や台湾の国家電影資料館の貴重な映像記録から、辛亥革命から日中戦争にいたる激動の日中関係を描き出す」。

 日本の近代1867年大政奉還、翌年1868年新しい明治政府が誕生する。国家の屋台骨の骨格がいまだ定まらぬ時代に、こんどは1911年10月の辛亥革命が勃発、そこには多くの日本人が拘わっていた。テレビはそれを追ったドキュメンタリーである。
 満州事変と日本の大陸進出は日本の戦争史に欠かせないターニングポイントで、そこには中国人の孫文・溥儀・蒋介石がいた物語をシリーズ3回で放送している。
 当時の模様を国内資料をもとに克明に明らかにしているが、そのときの利害を持つ外国国家の思惑までは言及していないが、動物の弱肉強食を地で行くような凄まじい利権の奪い合いが展開していた。日本も、個人的には革命準備の金援助はするものの、そこはしたたかに「うわまえ」を要求する。
 なんといって植民地国を正当化するためラストエンペラー溥儀を使って清朝の復活を目指すラストエンペラーに日本の関東軍が工作、満州国皇帝に擁す。そうした成り行きは近年の映画(ジャッキー・チェン)でも上映されている。
 また多くの各種エンターテイメントて語られているが皇帝崩壊のさなかのドサクサは現在でもシークレットにもなっている。その「紫禁城・故宮」は中華人民共和国北京市に所在する明清朝の旧王宮であるが、家主が不在となった「至宝」は、だれがどのように、運び去ったのか、という疑問は誰でも知りたいだろう。また、皇太后墓の盗掘でうなる金銀を略奪した日本人も番組で明らかにしていた。戦争下であるからすべてが力のバランスで許されてしまうのだろう。
 その100年後のいまに、そのときの残滓が生き証人のように顔を覗かせる。あるネット上にのっていた軍の輸送資料。そこには「中華民国軍政司、故宮博物院押軍部隊○○○軍、内政部 北平古物陳列所」etc〜とある。
 おそらくその当時ではトップシークレットであった秘密の封印は、このネット時代になって単なる一枚の紙切れとして、だれでもみることができる。
 それは、金のいらない生活(Living Without Money)と100年前の辛亥革命が、まったく糸でつながらないことを意味している。
 パラドックス・逆説論を云えば、そうした動物弱肉強食の戦争を経て一つの到達点としてLiving Without Moneyに至ったとするなら人間は何にかを学んだに違いないが、その痕跡は森羅万象の世界、夢幻泡影、栄枯盛衰の歴史のなかに埋没してしまう。マヤ暦の予言は2012年12月にカウントされている。(そんなことは金輪際おこらないが〜)

金のいらない生活とは (Living Without Money)

 あまりにも唐突に思えた、その生き方。唯一、その主人公がまったく一般的な社会の中で、ごく平均的に生活し、ことさらそれをアピールすることなく生きていることが救いに思えた。
 番組中では当然のように、彼女に対する批判的見解、批判的質問、罵声ともとれる女性アナウンサーの低レベルの質問は、今の「テレビシーン」をもっともよく表していた。というのは、人々が一番知りたがる生活陰部でありスキャンダラスな結末に追い込もうとする姿勢である。
 この強欲的世界で現金を持たないで生活ができるのか、とは誰もが思う素朴な質問。現金なしの生活ではないが、日本では「出家」して現世の世俗から乖離して生活する方法もある。しかし「ハイデマリー・シュヴァルマー」の場合、それとは根本的に違うように思う。
 この強欲資本主義世界の現代で、金銭良否を問うとき連想的に記憶があらわれたのが、このインターネット社会、IT世界で生きる、人の生き方だった。拡大解釈をすると、世界の揉め事カダフィ殺害で判ったアメリカと北アフリカの金の奪い合いだった。話しをずっと矮小的に縮小すると、この日本で起きたの堀江逮捕で金儲けのために嘘の株操作をしたとして収監され今も牢獄中である。その対極にある人物もいて、知名度は堀江と同等でもあり、しかも多くの提訴を受け、しかし相応の金銭をもっていないとして提訴する側もあきらめるという、大胆な思想で、現代社会を生き抜いている。敢えてその人物の名を挙げなくても察しがつくだろう。
 それがいいとかわるいとかを論じているわけではないが、その基本思想は「ハイデマリー・シュヴァルマー」であり、その二者を比較検討する土俵はまったく異なるが、それは結果的に同等のように思う。
 番組の中では、その生き方を子どもたちに質問したところ、「人の援助の中で生活が成り立っているだけだ」と辛辣な意見を述べた。それが子どもに限らず多くの人の考え方だろう。
 金の奪い合いで結果的に戦争が始まるなら、金のいらない社会にしてしまえという結論に達するが、それが100年か200年のスパンで可能であるかどうか、という選択は、これまでの世界歴史を振り返れば絶望的と思って間違いない。
 ハイデマリー・シュヴァルマーの生き方が、「テレビ用」でないことを切に願いたい。

NHK BS世界のドキュメンタリー「お金を持たない生き方」
2011年11月10日 木曜深夜[金曜午前 0:00〜0:50]
http://www.nhk.or.jp/wdoc/backnumber/detail/111110.html
元教師だったハイデマリー・シュヴァルマーは、14年前から“お金を使わない生活”を実践している。緊急のためのわずかな資金を残して年金も返上、自分の考えに賛同してくれる仲間や知り合いの家を、転々として暮らしている。ハイデマリーにとって“豊かさ”とは、必要なものだけを手に入れること。ある時は食料品店で掃除をする代わりに賞味期限の近い食品を分けてもらい、またある時は市場で捨てられた野菜や果物を拾って持ち帰る。
ハイデマリーはこうした生活を実践するかたわら、若者たちと物々交換のワークショップを開いて一緒にお金の価値について考えたり、自身の体験談を語る講演活動を行ったりしている。国内外のテレビやラジオに出演し、司会者にいじわるな質問を投げかけられることも多い。ハイデマリーのことを、他人に寄生する“パラサイト”ではないかという人もいる。しかし、父親の事業で貧しさと豊かさの両方を体験したハイデマリーは、カネによって価値が左右されるこの大量消費時代に、違う生き方があることを示したいと話す。
番組は世界経済の有り様を嘆き、人とは違うオルタナティブ・ライフを歩む女性の葛藤と周囲への波紋を描く。
原題:Living Without Money
制作:EiE FILM / DALCHOWS VERDEN (イタリア/ノルウェー 2010年)
※この番組は2011年11月11日(金)18:00 〜2011年11月25日(金)まで、
NHKオンデマンド見逃し番組(有料)でご覧いただけます。

 AKB切手とは何か???                 

AKB切手申し込みにアクセス殺到 つながりにくい状態続く
- J-CAST(2011年11月10日12時03分)
郵便局会社が2011年11月8日朝から申し込みの受付を始めた「AKB48」の切手シートの申し込みウェブサイトにアクセスが集中し、つながりにくい状態が続いている。8日、9日の2日間は特につながりにくく、アクセスできなかった利用者もいる模様だ。10日時点ではアクセスは可能だが、やはり「重い」状態だ。アクセス数や申し込み枚数は非公表。切手シートは受注生産で、売り切れることはない。12年1月9日までウェブサイトで、1月6日まで全国の郵便局の窓口で申し込みを受け付け、2月1日から順次発送する。
http://news.infoseek.co.jp/article/20111110jcast20112112731

いったいなんのサワギでしょう。
この騒ぎの2日前(11月8日)、私の住む小さな田舎町の日本郵政(郵便局)に若い外人女と思われる人物が、スタスタと店内入り、ためらうことなくこの切手シートを買って(予約か)スタスタと去っていった。田舎の郵便局だから、それはそれは日常的な買い物とは云い難い。まして外人娘が「AKB切手」を何の目的でシート買いするのか、とても不自然な買い物と感じた。
そして、「AKB48の切手シートの申し込みウェブサイトにアクセスが集中」、というネット記事があったので、検索してみると、秋元康プロデュース、柱の会とかなんとか、ずらずら芋ずるに当世流の名が出てきた。
「そういうことなの・・・」、なのだ。
郵政と芸能プロデューサが結託、仕掛けたビジネスに勝算を打ち出すための策略と不遜な詮索を不覚にもしてしまった。
それはべつに揶揄される理由とか、わけとかなんでもない。発売切手が売れればそれは商売の一端であるからムシロその戦略が評価される。それは新しいビジネス展開のサンプルとなりうるか、というデモンストレーションなのだろう。
匆々、日本経済沈下の折、円高倒産の憂うべき到来を待つのではなく、なにしろ稼ぐ、なりふり構わず稼ぐ、そして利益を上げる。TPP防波堤防御がままならぬ修羅に嵌まるまで、したたかに稼がなくては。だから秋元さんは、勲章ものです。
AKB48(エーケービー フォーティエイト)は、日本の女性アイドルグループ。秋元康のプロデュースにより、2005年に誕生した。 公式ファンクラブ名は「柱の会」。
柱の会 はしらのかい (アイドル)
 秋元康プロデュースのアイドルグループ、「AKB48」のオフィシャルファンクラブの名称。2006年8月22日設立。名前の由来は、AKB48が毎日公演を行っている「秋葉原48劇場」に鎮座する、2本の巨大な柱から。(柱があるために、1,2列目以外の席からはステージ全体を見渡すことができない)

★切手シートは受注生産、売り切れることはない。
12年1月9日までウェブサイトで、1月6日まで全国の郵便局の窓口で申し込みを受け付け、2月1日から順次発送する。

情報プロパガンダ
 10月30日、このブログで「カダフィが殺された理由1・2」として記事を書いたが、その反論とでも云いたいようなテレビ放送があったので詳細に報告する。その内容は2011/6/1に放送されたアンコール番組。
「尊敬するエジプトのナセル初代大統領が唱えた汎アラブ主義の実現を目指すが、1979年にはエジプトとイスラエルの間で平和条約が締結され、カダフィのアラブ統一の夢は頓挫する。そしてカダフィは次第に欧米各国と敵対する方向に国の舵を切る。」
 それがカダフィ物語の序章であったかのような内容に構成されていた。番組を作ったのはフランスで、さもありなん、という筋書きになっている。

 その内容は、さすがに先進諸国の政府首脳トップをふんだんに登場させ、「タスクフォース」であることを認識させられる。このやり方は、前回の9・11テロに対抗するアメリカの正義鼓舞と同様のアングルで、ドキュメントの定石、教本のような印象を抱いた。
 そのときの標的はビンラディン、今回はカダフィ、古くはフセインだった。そのいずれも殺された。今回の内容は殺されても相応の理由がある、という番組で、それはいずれの3者に共通する。
 そうした人物のプロフィールをみるにつけ、いずれのタイプもカリスマ的であり、それに対抗していた政府要人は、駆け引き、取引をするため、にこやかに会談している様子の動画が確かに記録されていることがまことに皮肉である。
 したがってカダフィに限って云えば、1・コミニュケーション用の衛星を独自に打ち上げ英米資本家に損害を与えた。2・AMF(アフリカ通貨基金)設立でIMF(国際通貨基金)に多大の損害を与えようとしている。3・ユナイテッド・ステート・オブ・アフリカをカダフィが作ろうとしている。

 それがカダフィが欧米先進国に殺される原因である。とした一方の言い分は、まるで表に出ることがない。そのタイトロープのバランスは、もともとタイトロープではなく、はじめから観点が異なる、という交渉の余地皆無ということになる。
 そこに存在する事実現実は、二つの見方に分かれてしまうが、いったいどちらの言い分が正しいのか、という二律背反は問う以前より答えが出ているような気もするが、厄介な問題であると脳を掻く程度が一番無難な方法なのかもしれない。


最愛の敵 カダフィ 前編(再) (全2回)
1969年、27歳の若さでクーデターに成功したリビアのカダフィ大佐。トリポリの街はカダフィ大佐を支持する市民たちで埋め尽くされた。カダフィは当初イギリスの石油会社を国有化する一方で、アメリカの石油会社との関係は維持。70年代にはフランスに接近し武器を大量購入するなど、欧米各国と微妙なバランスを取ろうとした。尊敬するエジプトのナセル初代大統領が唱えた汎アラブ主義の実現を目指すが、1979年にはエジプトとイスラエルの間で平和条約が締結され、カダフィのアラブ統一の夢は頓挫する。そしてカダフィは次第に欧米各国と敵対する方向に国の舵を切る。
1984年にはリビア情報機関が関与したとされるディスコ爆破事件がベルリンで発生。各地での空港爆破事件も多発し、レーガン米大統領は86年にリビア空爆を決行。これに対しリビアはイギリス上空でパンナム航空機の爆破事件を引き起こす。しかしテロ支援国家とされ経済制裁を受けたリビアはやがて軟化。カダフィは国務省関係者を招き、「アメリカ向けに石油鉱区を確保している」と石油をエサにアメリカとの関係修復を図ろうとする。
カダフィに面会した当事者や交渉にあたった関係者の証言と、豊富な資料映像を元にカダフィの足跡を再構成する

2011年6月1日 水曜深夜[木曜午前 0:00〜0:50]
11年11月6日 日曜 午後8:00〜8:50
原題:Qaddafi−Our Best Enemy
制作:Illegitime Defense (フランス 2011年)

最愛の敵 カダフィ 後編 (再)
豊富な石油資源を切り札に西側の国々に歩み寄りを始めたリビア。パンナム機爆破容疑でリビア人二人の裁判をオランダで始めることに、また補償としてすべての遺族に1000万ドルを支払うことにも同意した。こうした流れを受けて、1999年には国連の経済制裁の停止が決まった。さらにアメリカによる制裁解除をねらってカダフィは次の手を打つ。リビアが握っていたイスラム過激派テロリストの情報をアメリカ側に渡したのだ。2000年にアメリカは制裁緩和を決定。しかし、2001年に大統領に就任したブッシュは制裁緩和を見直し、リビアに対して厳しい態度を取る。さらに同時多発テロが発生し、ブッシュはテロとの戦いを宣言した。危機感を募らせたリビアはアメリカに対し大量破壊兵器を破棄すると伝え、接近を図る。“生まれ変わったリビア”に対し、ヨーロッパ各国が競うように接近を図る。豊富なオイルマネーをねらってのことだった。ドイツ、イギリス、アメリカの首脳が次々とリビアを訪れ、2007年には、カダフィは国賓としてフランスを訪問し、戦闘機を含む10億ドル規模の商談をまとめた。そしてカダフィは国連本部に姿を表し国際社会への復帰を印象づけた。
現在、西側社会の非難を一身に受けるカダフィは、リビアでの騒乱が起きまでは“西側の良き友”だったのだ。その半生をたどる。
2011年6月2日 木曜深夜[金曜午前 0:00〜0:50]
11年11月6日 日曜 午後9:00〜9:50

核の分裂がはじまる

 この事態が異常なのか想定の「外」なのか「内」なのか、当局者は国民にはっきり知らせるべきである。

2号機でキセノン検出確認 <福島第1原発>
◇1、3号機でも核分裂の可能性
 東京電力福島第1原発2号機の原子炉格納容器内で、核分裂によって生じる放射性のキセノン133やキセノン135とみられる気体がごく微量検出された問題で、経済産業省原子力安全・保安院は2日、検出されたのはキセノン133と135だったと発表した。東電も同日、気体を再度測定した結果、同濃度のキセノンとみられる気体を検出したと発表。保安院は「核分裂反応が起き、キセノンが発生した可能性は高い」と話している。

【キセノンが生じる過程は?2号機の現状も】
福島第1原発事故 一時臨界の可能性 2号機、ホウ酸水注入

 東電は、日本原子力研究開発機構に気体の詳細分析を依頼。同機構がキセノンの検出を確認し、保安院が公表した。保安院は「1、3号機でも同様に核分裂が起きている可能性がある」としている。

 東電は、格納容器内の気体を浄化して外部に放出する「格納容器ガス管理システム」(10月28日稼働)を使って1日午後に採取して測定した物質を再び調べた。その結果、キセノン133とキセノン135がそれぞれ1立方センチあたり10万分の1ベクレル程度含まれるデータが得られた。

 さらに、2日昼にも物質を採取して測定し、同濃度のキセノン135を検出した。キセノン133は検出されなかった。

 東電の松本純一原子力・立地本部長代理は会見で「(1日午後に採取した)同じ気体から2回検出されたので核分裂が起きた可能性は高い。ただ、核分裂が起きていたとしても小さいレベルで、大量のエネルギーを出している状況ではないので問題はない」と説明。圧力容器の温度や圧力のデータに大きな変化はなく、核分裂が繰り返し起こる臨界が続いた可能性を否定した。

 2号機の格納容器内では、8月にも今回と異なる方法で調査を実施。2種類のキセノンが発生していた可能性があったが、ごく微量で検出できなかった上、再臨界の可能性は低いとして詳しい測定をしていなかった。

 保安院の森山善範原子力災害対策監は「今後、連続的な核分裂で局所的な臨界が起きたかも含め、専門家の意見も聞きながら確定していきたい」と述べた。【奥山智己、関東晋慈、久野華代】
毎日新聞 11月2日(水)22時0分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111102-00000102-mai-soci
最終更新:11月3日(木)3時56分

カダフィが殺された理由2

06:42 として、このブログに書いたところ思わぬ数のアクセスがあった。やはり大衆は本当のことを知りたいと望んでいると思った。
 
 どのような状況下であっても物事には左と右があり原始メカニズムでいうなら核の芯としてブラスのプロトン、その周りを回転するマイナスのエレクトロンがあり、この宇宙の構造はその二極で構成される。それ以外ではプラズマ状態で極が偏って存在したりする。
 この安定した核の原始の力が崩壊すると莫大なエネルギーが放出される。それが原子爆弾ということになっている。したがって人間世界にいたっては、きわめて安定した状態の地球生活が営まれている、ということに換言されるが、物理的にそう説明されても、情緒的にはまったく安定していない状況、と表現するのが妥当なのだろう。
 
 カダフィが殺された理由を説明するのに、真っ向から反対する極が存在しても不思議なことではない。むしろ、それが当然なことと云った方がいいのかもしれない。なぜなら、ものの形は一極だけでは存在しえないからである。

 それらをネット検索してみると、公然と掲載してあり誰でも読むことができる。このブログは、その記事をコピーし自分なりコメントを載せているに過ぎない。とりたててショッキングな言説、またスクープ記事を書いたりしているわけでもない。

 世の中は社会はそうしたモノと字で溢れ還り、その中から真理を探し出さなければいけない。往々にして人は無頓着に出来ていて、タレ流されているテレビ画面を漫然と見、それが超現実であると、とんでもない錯覚をしている。そして多くの人は錯覚している状態を、それが錯覚であることも認知できない。また、それを逆手にとって情報操作する奴もいる。それがこの「カダフィが殺された理由」要綱になる。

 この核心の記事はオリジナルではない(今現在書いているこの記事) 。人の取材したニュースを孫受け程度に掻き集め安直に構成して、自分流の勝手な解釈を添付する。そうした見方で論ずるなら説得力は存在しない。それをおしてもなお読者が増えるならば、まんざら駄文でもないだろうと大いなる自己満足の境地だ。

神風カムイ (2011年11月02日 | Weblog)
http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/e/2eafb6942e0f3c3c9d0bb39e27ccbfab
より

==まず、ロシアの作家であり金交換所の創始者、スティリガル氏の発言が分かりやすいので引用する。

(引用開始)
「マレーシアの首相モハミッドとカダフィでペルシャの金貨(ディナール構想)を話し合い、それをイラン、スーダン、バーレーンが支援しました。
そして1年経つとインドネシア、UAE等の国にも広がり、首相同士での会議も行われユーロやドルの各国間の取引をディナールに移行するのが現実味を帯びてきました。

ガダフィはドルとユーロの決済を辞める事を宣言しました。そして最初に西欧諸国がやった事は国際中央銀行にあるリビアのドルとユーロ資産を「人権侵害の制裁」という名目で凍結したのです。

実際の原因は「心理効果」でイスラム界のリーダーで最も影響力があるカダフィは「価値が変わらない金本位性」にする宣言をマレーシアで文書にしました。
それに多数の国家が続いてきました。猛烈な勢いで準備をしていました。

カダフィはアフリカ連合、そしてアフリカ統一通貨を作ろうとしてCIAが触発して反乱が起きました。

これは「世界金融システムの崩壊」の先を見ていた爆撃の前にカダフィはロシア、インド、中国を回って彼は金(ゴールド)での取引を推して回っていました。

「希望の連鎖」が起きるところでした。なぜなら、どの国もFRBとバーナンキーの奴隷はうんざりだったのですから。アメリカ国民だってバーナンキーの奴隷です。アメリカ政府はバーナンキーからお金を借りているのですから。

金取引で「紙」を捨てる動きが出てきた。もしカダフィが紙を捨てて金(ゴールド)にする時間があったのなら、ムスリム圏だけではなく多数の国から支持されたはずです。

ドイツのメルケル首相も「あと、どれだけアメリカの失敗のつけ払いが続くの?」と苦言を呈している。彼らも金本位性に移したかった。世界中がバーナンキーのために働きたくないのだ。」
(引用終了)

西側の金融機関は以前はカダフィと喜んで投資取引をしていた。フランスの「ソシエテ・ジェネラル」は自社株の数十億ドルの購入をカダフィに勧めていたが実質的に昨年この株の価値はゼロになっている。しかし銀行は、この取引で莫大な手数料を手に入れている。

そして、一方アメリカのゴールドマンサックス(GS)を中心にした西側の投資機関はリビアの国立投資ファンドに対し莫大な損失を出している。

そして、全く持って馬鹿げた事に、これらの金融機関は「この資金は返済しなくてもよい」と主張しているのだ。理由は「現在、リビアは戦争状態でカダフィは正当な指導者ではない」というのが理由である。

2008年、世界中に金融危機が駆け巡る中GSはリビアの資金、十億ドル以上を投機に使い、ほぼ全額損失した。しかし彼らは罪の意識を持つどころかアメリカの有力権力者の中には「リビアの資金を浪費させた」と誇りに思っている。(ユダヤ系金融マンの特徴的な発想)

アメリカが空爆を始める随分前の2008年は独裁者であるカダフィとGSは大変良好な金融関係を持っていた。ウオール・ストリート(WS)紙にもリビアがGSの大株主になるよう提案していた。GSはカダフィのことを「大変な資産家」と見ていた。リビアはGSの株式購入に合意し、今後20年間 年利6%を受け取るというものであった。

しかし本当はGSは投資が「ジャンク」になることが分かっていた。つまり彼らはリビアに自分の自社株を売りさばいた。

「大変な資産家、カダフィ」を嵌めたのである。

それをアメリカの大富豪でありテレビ司会者、ドナルド・トランプ(日本で言ったら「みのもんた?」)は公衆の面前でこう言い放った。
「嵌め込めばいいんだよ。リビアなんて。嵌め込むしかないんだ!」

すでにリビア国民はWSによって嵌め込まれたと批判をする者も出てきている。

リビアはアメリカ、ヨーロッパ、国連から経済制裁を受けている。もちろん当事者であるGSは知らない顔をしている。アメリカ国民が数年に渡りGSに対し責任追求しているが成功していない。カダフィも当然無理だ。

GSはリビアの数億ドルを無駄にさせ、そのまま逃げている。アメリカ国民が餌食にあったように。

リビアとアメリカの軍事紛争によって分断されているが両国民に対しGSを中心にしたWSが得た莫大な利益は計り知れない。

今回の介入による分断及び、殺害はリビアの石油を奪うという側面もあるのだが本当の理由は察しが付く通りで「通貨問題と占領」であると私は確信している。


カダフィ大佐の死、独裁続けるアラブ指導者にメッセージとなるか (ロイター)
    
 
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 10月20日、アラブ諸国では、カダフィ大佐の死亡が独裁体制を敷く他のアラブ諸国の指導者にメッセージを送ったとの見方が出ている。写真はシリアの反体制デモを支持する女性。レバノンのベイルートで18日撮影(2011年 ロイター/Mohamed Azakir) [カイロ 20日 ロイター] 42年にわたってリビアを支配した元最高指導者カダフィ大佐が20日、潜伏先の出身地シルト近郊で死亡。アラブ諸国では、大佐の死亡が数十年にわたる独裁体制を敷く他のアラブ諸国の指導者に「同様の結末が待ち構えている」とのメッセージを送ったという見方が出ている。

 エジプト最大野党ムスリム同胞団の幹部は、「これが数十年にわたり市民の生活を破壊した指導者の結末だ」と述べた上で、大佐の死亡は反政府デモ弾圧を続けるシリアのアサド大統領やイエメンのサレハ大統領にとって教訓となるだろうと指摘した。

 ヨルダン元外相で過去に国連特使(リビア問題担当)を務めたアブドラ・ハティーブ氏は、「アラブ地域でカダフィ政権と同様の体制を敷く国家は、市民の声に耳を傾け、市民が自らの将来と運命を決定できるような環境を作るべきだ」と強調した。

 レバノンのサード・ハリリ前首相は、大佐の死亡が市民を支配する手段として弾圧を選択した指導者への教訓になると指摘。「アラブ国家の市民はリビア情勢の経過を見て、シリアで起こっている反政府デモのことを考えずにいられないはずだ」と述べた。

 一方で、カダフィ大佐の死亡がアラブ地域に与える「ドミノ効果」の可能性については、一般市民からも疑問視する声がある。イエメン出身でエジプトに居住するオムラン・アフメド氏は、イエメンでは部族同士が対立していることから、サレハ大統領がカダフィ大佐と同じ運命をたどることはないとの見方を示した。

 リビアのような内戦状態には陥らなかったものの、チュニジアとエジプトでも今年に入って長年にわたる独裁政権が相次いで崩壊している。[ 2011年10月21日14時41分 ] ==

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