第10話「はじめての告白」
脚本:百瀬祐一郎

帰ってきたドラえもん展開はもう良いよ

<あらすじ>
 ゆかな(長久友紀)を悪く言われたジュンイチ(浅沼晋太郎)は激昂し、不良グループの男に一人で立ち向かっていく。

はじめてのギャル Blu-ray限定版 第1巻
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<感想>
主人公が彼女のために不良に立ち向かう

ボコボコにされる

助けられる

彼女と仲直り

デートでキス

他のハーレム要因に追いかけられ走り出す

終わり

という、何億回と見た展開、いわゆザ・テンプレでした。

まあラブコメなんだからこれでイイ、という意見も理解できなくないですが、僕はこれじゃダメだろと思いますね。だって単純に面白くないもの。

確かにその間のギャグで笑える瞬間はいくらでもありましたけど、話全体を見るととても評価できる内容では無かったですよ。

まず黒ギャル蘭子の強キャラ設定。
ボコボコにされたジュンイチがこのギャルに助けられ始めた時点で、もう話自体がどうでも良くなってしまいます。一人の女に不良がやられる展開が許されるのは「ごくせん」ぐらいのもんですよ。
ジュンイチの童貞仲間も加勢してましたが、巨漢のロリコンはともかく他の2人は多勢に無勢を打破できるほど戦力になるのか?

そして現場から脱出したジュンイチはすぐにゆかなに会いに行くんですが、すぐ会う意味ある?

仲間達と一緒に戦えばいいのに、切迫してる感じを出したいがために無理やりそういう流れになっていました。
こういうのはゆかなに命の危険が迫ってるような時にやる展開であって、喫茶店で溜息ついてる程度のキャラにはやる必要性がないですから。

で、仲直りのくだりも納得いきませんでしたね。
ジュンイチが「童貞だから自分のことばっか考えてた」と言って反省するのは良いとして、なんでゆかなはジュンイチに惚れたんだよと言う疑問が結局回収されないんですよ。
ジュンイチがゆかなの好きなところを言う前に、ゆかながジュンイチを好きな理由を言え!ゆ!え!UA!(なかやまきんに君風に)

前回の感想にも書きましたが、ギャルが童貞を好きになる理由の方を描くべきなんですよこういう話は!
結局「ギャルが童貞を好きになるわけねえだろw」って思ってるからそこはすっ飛ばしたんじゃないんですかね。そりゃそうだろうけどさ、アニメなんだからさ、描いてくれよ。

ま、ゆかな自体ギャル要素が希薄で、そんな彼女に「童貞くんって素直で一生懸命で一途だからスキ!」なんて言わせたら全国のギャル団体から猛抗議される嘲笑の的にされるだけだから、結果的には言わせなくて正解なのかもね。

その後はよこはまコスモワールドでデートするというお気楽な展開
しかも貸切ですからね。ジュンイチどんだけ金持ってんだよと。え?作画省略で客が描かれてないだけ?はあ・・・。

で、ゲーセンに行ってプリクラに入って、CMで毎週聞かされた「チュープリ」発言をもう一回聞いて、結局チューしないで、最後にチューするという回りくどい展開。
最後までゆかな本位で終わりましたね。Aパートで男として成長したジュンイチが自分からいくのかと思ったのに。

そんなわけで、流れはテンプレなんだけど要所要所の作りが適当なので、テンプレが持ってる面白さみたいなものは伝わってきませんでした。面白かったのはギャグと下ネタだけ。まあギャグも下ネタも滑ってるよりは何倍もマシですけどね。

星の平均は3.3でした。
最初の方はギャグやエロだけで楽しめたんですが、真面目な話に入ると急激に見るべきところがなくなりましたね。
それでも前半の貯金のおかげで星は高めです。

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