新・社会不適合者のつぶやき

アニメや映画の感想を、ボクの完全な主観で書き連ねていきます

タグ:沢城みゆき

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第12話「ガヴリールドロップアウト!」
脚本:あおしまたかし

<あらすじ>
 姉のゼルエル(沢城みゆき)がやって来ることを知り、堕落した姿を見せないように対策を練るガヴリール(富田美憂)だったが・・・。

ガヴリールドロップアウト Vol.1( イベントチケット優先販売申込券 ) [Blu-ray]
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<感想>
姉の声優は沢城みゆきという豪華仕様。
しかも犬にビビって可愛い声を出すという演技付き。こんなワンポイント起用でもしっかり答える沢城さんありがとうありがとう。

そんな新キャラゼルエルは、大量の羽根を撒き散らしながら登場。
強大な天使力のおかげで人間には見えていないんだとか。なぜ羽根だけ見えるようにしてるのかは謎です
しかし犬には感知されるようで、散歩中のプードルに対して軽く微笑んでいました。



えっ!!


犬苦手設定は!!??




ガヴの家では見ただけでビビって天界に帰ってたのに。最初このシーンを見た時は特になんとも思わないんですが、見返すと違和感タップリという二度おトク(?)な作品です。流石ですね。

そんなゼルエルに対し、ガヴは思いっきり媚びるという方法でなんとかやり過ごそうとします。
しかしもう既に堕落していることを知っていたお姉ちゃんはガヴを一喝、そして天界に連れ帰ってしまうのでした。

その後良い子ちゃんになって戻ってきたガヴに一同が困惑したり、結局それは演技だったりして、結局また元の日常が始まる、というオチでした。

全体的に言いたいことが有りすぎて感想を書くと冗長になってしまうほどメッセージ性の強い作品だったと思います。
とにかく話にオチを付けないのは当たり前で、ギャグに対して理由付けも無いしキャラ設定の甘さは見過ごさなきゃ見てられないレベル、そして今回の冒頭とオチで矛盾を生むという奇天烈な展開に圧倒されっぱなしでした。

キャラは可愛いんですがね。

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ハーモニー [Blu-ray]
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「ハーモニー」
監督:なかむらたかし、マイケル・アリアス
脚本:山本幸治

<あらすじ>
 ザ・メイルストロムと呼ばれる世界規模の混乱を経験した人類は、生命主義と呼ばれる新たな価値観の下で高度な医療技術と共に復興を遂げた。
 違法な遺伝子操作が行われていないかを監視する螺旋監査事務局に所属する霧江トァン(沢城みゆき)は、“政府”を拒絶した民族との違法な酒の取引を上司に知られて謹慎を言い渡されてしまう。
 
 日本に帰国した彼女は、かつての友人 零下堂キアン(洲崎綾)と再会する。彼女とトァン、そして今は亡き御冷ミァハ(上田麗奈)の間にはある過去があって・・・。

<感想>
伊藤計劃氏原作のSF小説をアニメ化した作品です。
とりあえず原作が面白いので、未読の方は是非。

ハーモニー〔新版〕 (ハヤカワ文庫JA)
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伊藤計劃原作のアニメ映画と言えば、「屍者の帝国」がコレより先に制作されました。
あっちが男同士の友情を超えた何かを描こうとしているのなら、こっちは女同士のそれになっています。
ま、要するに百合要素入れてみましたって感じですね。

というわけで、本作はトァンのミァハに対する感情が、原作小説よりもより恋愛関係に近いものとして描かれています。
思春期に出会ったやたら大人びている同級生に憧れを抱き、それが次第に恋に変わるというのはまあわかりやすい感情の流れです。
しかしこの作品の場合、ラストの展開がこの要素を強調することによって変わってしまうというのが問題ですよね。

僕は原作と映画は切り離して考えて、コレはコレでありだなとも思えるのですが・・・。
というかまあ、個人的に百合が好きっていうのもありますが。

ただやはり、原作の方が百合としても美しい終わり方だったかな、とは思いますね。


物語の鍵を握る少女、御冷ミァハは過酷な環境を経験します。
チェチェンで生まれた彼女はそこで戦場の地獄を体験し、その後保護され日本にやって来るのです。
しかしその日本も、天国のまがい物と言いたくなるほど優しさに溢れた地獄だと彼女は感じていました。

この優しさ厳しさという2つの地獄を経験した彼女は、その中間、まさに調和を求めて彷徨うのです。

しかしその調和の代償が、意識の消失であることが問題でした。

ミァハはそれで良いと言いますが、世の中はそれを死と同様に見なしていることに対立が生まれます。

自分の選択、自分の意志、そういったものが奪われた人間は死んだも同然という考え方は非常に飲み込みやすいものです。
しかしそこに固執していては、人間はいつまで経っても争いを止めない。争いを肯定しない限り、人間の葛藤は続いてしまうのです。

トァンがミァハを追い求めること、それが自分の意志であることがどれほど重要なのか。
なかなかに残酷な主張がひしひしと伝わってきますね。

管理社会を否定し、欺瞞に満ちた善を拒絶したミァハ。彼女のそういうところが好きだったのに、そうでなくなってしまう彼女を殺してしまうというラストは百合好きとしては良いんですがね。

肝心のアニメの出来ですが、そもそも動きの少ない話なので少々タイクツなモノになってるような気がします。
SF映画、というよりは会話劇として楽しんだほうが良さげです。

こちらも合わせて
屍者の帝国 感想/屍者に魂を注入するという、禁忌

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第5話「白熱!チーム対抗戦」
脚本:藤田けい、吉岡たかお

<あらすじ>
 チーム対抗戦に挑むアルタイル・トルテだったが、他チームとの戦力差は歴然だった。
 そんな中、プロキオン・プディングの天音(伊瀬茉莉也)は伊緒(沢城みゆき)の情けない結果に対し挑発するが・・・。

アルタイル・トルテ/未来系ストライカーズ(夜木沼伊緒(CV:沢城みゆき) ver.)
アルタイル・トルテ/未来系ストライカーズ(夜木沼伊緒(CV:沢城みゆき) ver.)

<感想>
最初から落ちてるツンデレキャラ、天音が登場します。

伊緒のバレーボールの試合を全てチェックしているというガチっぷりで、大好きな伊緒が簡単に負けるのが許せないので発破をかけるというこのアニメには意外と珍しいあからさまな百合要員です。嫌いじゃないですよ。

しかしそうは言っても最弱のアルタイル・トルテ。
実力で他のチームにかなわないので奇策を取ろうとしますが、結局失敗。
とにかくシャワーを浴びるしかないという状況に陥ってしまいます。

そこで伊緒はバレーのチームワークが何かに活かせないかと思い、メンバーでバレーのパス回しをしてみます。
しかし何も思い浮かばず。
こういう「何かやってみたけど何もなかった」的な役回りを伊緒がこなすのは意外でしたね。

伊緒のスパイク力を利用してバレーボール型爆弾を放つという作戦を実行しますが、結局直撃する前に叩き切られて終わりという残念な結果に。そりゃそうよ。いつも弓矢や銃弾で戦ってるんだし。

しかしまぁ、チーム対抗戦というわかりやすい話だったのでそれなりに楽しめました。なにより天音ちゃんが可愛いかったしね。

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第2話「特訓!そして初めての勝利」
脚本:吉岡たかを

特訓の概念を覆す!

<あらすじ>
 アルタイル・トルテのリーダー 椿芽(石原夏織)は、チームの実力を向上させるために特訓することを思いつく。
 バレーボール部に所属する伊緒(沢城みゆき)は特訓のメニューを組むが、椿芽は突発的な思いつきを言ってしまったことに悩んでいて・・・。

アルタイル・トルテ/未来系ストライカーズ(沙島悠水(CV:花澤香菜) ver.)
アルタイル・トルテ/未来系ストライカーズ(沙島悠水(CV:花澤香菜) ver.)

<感想>
経験が足りないから特訓しようと言って体力づくりを始める展開には色んな意味で痺れましたが、相変わらず絵は綺麗です。

つばめは以前の記憶が無いらしく、そんなのどっかで見たような設定だなと思ったら『魔装学園H×H』でした。
あれと同じなら、つばめの正体は敵ということになりますが、まあどんな真実があっても伊緒は仲間だと思ってくれるらしいし・・・。

前半に仲良しパートをやって後半にちょろっと戦闘をするというスタイルは良いんですが、仲良しパートが無味乾燥過ぎてタイクツですね。
筋トレして飯食って人形劇やって・・・って、まあ確かに可愛いけど何もドラマが無いというか。
高級な料理を食べるという戦闘に関係あるとは思えないことをやっておいて、まさか本当に関係ないとは。こういうのって普通後半の展開の伏線なんじゃないの?

まあそんなわけで、話としての面白みよりキャラの可愛さを全面に押し出した話作りに終始しています。
ま、僕はこういうの嫌いじゃないですけどね。

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第9話「海だ水着だ本気出す!」
脚本:金春智子

不良に絡まれる美女、再び

<あらすじ>
 二科(沢城みゆき)の別荘にやって来た花依(小林ゆう)達は、夏のレジャーを楽しむ。そんな中、インドア派の四ノ宮(松岡禎丞)は・・・。

私がモテてどうすんだ vol.1 [Blu-ray]
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<感想>
クリスマスにコミケに行く話をしたかと思えば、今度は海での水着回です。季節感無視を通り越した時間の逆行

今回は他キャラに比べてスペック不足なおかげで出番の少ない四ノ宮くんがメインの回です。
夏はアクティブ系男子が輝く季節ということで、五十嵐や七島は良いところをアピールしまくり。一方の四ノ宮くんは指を咥えて見ることしかできない、といった話でした。

でもなんだかんだあって「このままいじけててもしょうがない」と思い直し、彼女を守れる強い男になろうと決心するのでした。

そのなんだかんだですが、またしても花依の美貌に血迷った男たちがちょっかいを出すというもの。
文化祭の時もそんな感じで襲われそうになっていましたが、外を出歩くだけで危ない目に合うってどんだけよ。太ってたほうが安全に暮らせそうです。

そしてあの男たちは廃ホテルに溜まってナニをしていたんですかねぇ・・・。
「あの女いいな」とか言ってただけなのに頭にビールぶっかけるってのはやり過ぎだと思いますが。

何も良いところを見せられない四ノ宮くんですが、見た目通りの被虐キャラを発揮して花依を喜ばせてはいました。
つるに絡まって身動き取れなくなるって、もはや日常生活ができないレベルなんじゃ・・・。

スポーツ万能な男がモテるのは当然のことで、五十嵐や七島に比べるとかなり遅れを取っている四ノ宮くん。
しかし気にすることはないさ、あんなに高スペックな奴を相手にしてしまったのが不運なのだ。いざとなったら六見先輩と結ばれるっていう選択肢もあるじゃないか。

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