わしゃ、楽英博士じゃよ。
日本人が英語を習い始めて驚くのが、名詞に複数形があることなんじゃよ。
単数は a penで複数は two pensと単数形と複数形があるんじゃ。
この複数形の作り方にまたいろいろあって英語を難しくしているんじゃよ。

そこで、わしゃ、どうして英語には名詞の複数形があるのか
調べたんじゃ。

実をいうと、世界の言語をみると英語のように複数形のあるほうがすごく多いんじゃよ。
まぁ、世界の言語の中では日本語はアマノジャクじゃ(笑)。

名詞の複数形のある言語はインド・ヨーロッパ語族、ウラル諸語、アルタイ語族、
ビルマ語、ハム・ゼム諸語、アフリカの諸言語、太平洋の諸言語などで世界の言語の大多数じゃ。

これに対して名詞の複数形のない言語はかなり少数で日本語、朝鮮語、旧満州語、
中国語、タイ語、ベトナム語、インドネシア語などで、アジアの南東部にかたまっているんじゃ。

こうしてみると、日本語に名詞の複数形がない理由を文化の違いや発想の違いなどに
理由を求めるのは無理じゃよ。シンプルに言語の違いじゃよ。

仕方がないので、日本人は素直に名詞の複数形を覚えるほうがはやいんじゃ。
この授業を見てくれ~い。
名詞の複数形


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