どこへいずこ

家田和幸という日本語の名前よりも、WAKO IEDAというアルファベットが似合う。
でもその名前さえ、きっと本当の名前ではない。
謎が多い。本当は何歳だったのかさえ、私は当時知らなかった。
彼を知る人がどんどん少なくなっているので、ああ、もっともっと聞いておけばよかった、図々しく質問攻めにすればよかった、と今になって後悔してる。
無名の画家だ。
私は彼からデッサンとクロッキーの中間のようなものを習っていた。
でも、絵を習っていたというよりは、もっと別の何かを教わっていた気がする。大切な何か。
2002年に彼は亡くなり、2014年に妻の非左子が亡くなり、2016年一人娘の聖子が亡くなった。
アトリエ件住居だった(うちの子どもたちに言わせれば)まるでジブリ映画に出てくるようなその家は、国に没収される事となった。せめて彼の作品を残したいと懸命に奔走して、家田家と昔から繋がっていたある人物にたどり着いた。
和幸亡き後、妻の非左子から画集の編纂を頼まれた人物(つまり私の兄弟子にあたる)が絵を託されていた。
かくて、家田和幸のウェブサイトを作ることができた。
いつかは作品展をしたい。
それが私たちの願いだ。
改めて写真を見ると、かっこよすぎる和幸。
WAKO IEDA、永遠に。

家田和幸ウェブサイトはこちら



9月2日にfacebookに投稿した文章なんですが、こっちにも載せてみますね。
あくまで私見ですが。

オリジナルに対するリスペクトが、日本国ではあまり浸透してないように思う。

ある日私がLIVEをするといったら、「森山直太朗のさくらを演って」といわれた。
「私、人の歌は歌わないの」といったら、とても変な顔をされた。(あなたは何様なの?みたいな、笑)

ある日私の個展にやってきた親子連れが私の作品(ワイヤーでつくったクリスマスツリー)をみて「わあ、これいいね!うちに帰って作ろうね」と私の前で作品の写真を撮ろうとした。
息子が高校二年のとき、息子たちのクラスは合唱コンクールでオリジナル曲を披露した。
合唱コン始まって以来のオリジナル曲。バンド用の曲を音楽の教師とともに合唱用に楽譜に起こしたものだった。

審査員(年配男性中心)は誰も評価しなかった。
オリジナルであることには誰一人触れず、ただ合唱としての評価をおこなった。

学内のアンケートで多くの生徒たちが「この曲が、そして詩が、いちばんよかった、とても印象に残った」と書いた。
音楽の教師はそれらの声をプリントに書きおこし、息子たちのクラスに配ってくれた。
優勝、準優勝はユーミンとサザンの曲を歌ったクラスだった。
お手本のあるものをやることが、そんなに価値のあることなのかな?私にはわからない。
オリジナルをやることにこそ、表現することの意味を感じるのだけど。
この国は、「何かを真似して、それを自分たちの文化にする」ことが昔から上手だった。
お隣の国の遊園地のキャラクターを笑うまえに、ちょっと昔の私たちの国を思い出してみるといいよ。
オリジナルに対するきちんとしたリスペクトがない国なんだと思う。
佐野氏だけを責められるのかな、わたしたちは。

楽しくないに決まってる。
行きたくないに決まってる。
暑いし、人ごみ嫌いだし、組織や群れること大嫌いだし。
かっこ悪いことも嫌い。攻撃的なことも嫌い。
大体あのシュプレヒコール、もっと音楽的にならないのかしらって思う。
マニアックな人もいっぱい。
学生運動の残党のリュック背負ったジイサンとか、おしゃれとは無縁の小うるさそうなオバハンとか。
でもね、本当は彼らのこと、心から立派と思う。
意思表示してるわけだから。そこに行ってるってことは。
私の周りでも文句言ってるひといっぱいいるけど、内輪でごちゃごちゃ言ってるだけで、具体的に行動してる人は少ない。
やっぱり行くのは躊躇しちゃうんだろうね。
誰かが行ってくれてるわけだし、行っても変わらないだろうし。
でもね、それでは支持してるのと同じと思うの、現政権を。

どうしたら、少しでもよい方向に流れを変えられるのだろう?
私なりに(悪い頭で)一生懸命考えて、そして、やっぱり行くしかないのかと思った次第なのです。

国会前抗議行動。
http://got.angry.jp/0715/

SEALDsも応援したい。
http://www.sealds.com/
就活もあるし、妨害・攻撃もされてるのに、本当に立派だと思う。
私の世代の人々も見習ってほしい。

自分の自由を得るためには、責任を果たさなくてはいけないと思ってるのです。
それが本当の意味での、民主主義だと思う。

私のこれからの、バカンスや恋やカクテルやプールサイドやビーチは、これをなし得ないと始まらない。

一緒に行ける人募集中です。

行けない人はこれも見てね。
http://j-c-law.com/anpohouseihaian/



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