昨日、渋谷事務所の1Fにある「PROS:」に行きました。
「PROS:」のスタッフと2009年9月17日に書いた「十三人の刺客」の話になり、その時の事を少しお話します。
この作品の制作現場は、本当にしんどかったです。
現場が始まる前に、
三池監督から「この作品は、男たちの死に様をどう描くかや」と言う話がありました。
そしてクランクイン。
想像を絶する制作現場の始まり。
どんどん撮影が進む中、死闘、死闘。(約2か月)
男たちの死に様。
・・・いよいよ、ラストカットの撮影。
このラストカットは、神様がくれたカットでした。
今でも夢に見ます。
撮影は、新六郎(山田孝之)の「最後の死に様」のシーンです。
このシーンに出てくる小弥太(伊勢谷友介)は、実は死んでいると、前田は思いました。
そんな事を考えていたら、
もしかしたら、新六郎も死んでいたのか・・・
新六郎の最後の表情は何を語っているのか・・・
・・・ ・・・ ・・・。
前田の頭の中はエライ大変でした。
(本当の事はわかりませんが)
色んな事を想像させてくれるラストカットです。
画の凄さも合わせて、体が震えて涙が止まりませんでした。
この映画をみて頂いた多くの人の記憶に残ってくれると幸いです。

ご無沙汰してます。
今年も京都映画祭HISTORICA2010が始まります。
今年も、ゲストがいっぱいです。
勿論、前田Pも三池監督も参加します。
是非是非、遊びに来てください。
詳しくは・・・
historica-kyoto.comまで。

9月10日、無事クランクアップ出来ました。色々ありがとうございました。
本日、この作品のラストカットの試写を見て来ました。
体が震えて涙が止まりません。
こんな感覚は未体験です。
だいぶ以前…制作助手のマエダに
斎藤光正監督が…「前田くん。記憶に残るワンカットが大事なんや!そのワンカットが撮れたらオッケーや!」
当時、監督の言葉を何気に聞いていましたが、今日やっと理解しました。
このワンカットをたくさんの人に見て欲しい気持ちでいっぱいです。

昨日、忌野清志郎さんのお見送りロックコンサートに行って来ました。
物凄く素晴らしかったです。
沢山のファンの声が響き渡り…
マエダも、ずっとグチャグチャのズルズルでした。

清志郎さんが生前に話されていたそうです。
「死んでも33年間は、みんなの近くにいて…
その後は…月に行きます。」
これからも宜しくお願いいたします。

一週間に渡って続いた音入れ作業が、いよいよ本日最終日です。
今から最後ロールのミックスが始まります。
思ったより時間が掛かりそうです…が、物凄く面白い作品に仕上がりそうです。
つづく…。

写真は、東京新宿 歌舞伎町 花園神社裏にある、「吉本興業東京本社ビル」です。
何か様子がおかしいですね!?
実は、元小学校です。
さすがです!
面白いです!
花園神社は、我々の事を優しく見守ってくれる芸能の神様が「いらっしゃ〜い」ます。
映画の撮影前のお祓いをお願いしたり、撮影現場として使わせ頂いたり、本当にお世話になっています。
花園神社の裏の元小学校の事務所。
カッコいい〜です!!
そんな吉本興業オフィスで打ち合わせでした。
内容は内緒です…。

我が社の町内会にある、セルリアンタワーから変な雲が流れていました。
冬至と言うのに、妙になま暖かい風がビュンビュン吹いています。
変な雲って時々見ますか?この時期に変な雲が表れる様な気がしますね。
マエダが製作助手の頃、京都の撮影所で、故
丹波哲郎さんに空を見上げながら言われた事があります。
まえだ君。
はい!
あの雲を見なさい。
はい!?
雲がクロスして×になってているのが分かるか。
はい?
世界の終わりだ。
はい…。
当時マエダは…
何言うてんねん!
飛行機雲がクロスしているだけやんけ!
と、心の奥底で叫んでいました。が、いま、思い直して考えて見ると…。
ジェット機がクロスして飛ぶ事ってあるのでしょうか?

四ッ谷にある
アクターズクリニックにお邪魔してます。
昨日は忘年会、今日はクリスマスパーティー………。
イエーイ!
ここのクリニックでは、大物俳優もミュージシャンもこれから俳優目指す人などもレッスンを受けています。
マエダもレッスン受けたいのですが、適正対象外の様です。
今日のパーティーには、映画監督やプロデューサーたちも参加していて物凄い熱気です。
写真の左は、
村松亮太郎監督です。右の可愛い女優さんは………。
内緒です。