「なぜ救急車に道を譲らないのか」=世論調査(上) - (朝鮮日報)
「なぜ救急車に道を譲らないのか」=世論調査(中) - (朝鮮日報)
「なぜ救急車に道を譲らないのか」=世論調査(下) - (朝鮮日報)

>  韓国のドライバーは、救急車が接近してきてもなぜ積極的に道を譲らないのだろうか。本紙はインカムPR財団と共同で、インターネット世論調査会社のマクロミル・コリアに依頼し、全国の男女1000人を対象に、「救急車に関する認識について」のアンケート調査を行った。その結果、救急車に道を譲らない理由(複数回答)は、▲道を譲れるスペースがない(75.4%)▲本当に危険な状況なのか信じられない(35.9%)▲ほかの車が譲らない(24.4%)▲道を譲る方法が分からない(12.5%)の順となった。

> 救急車に「譲歩の美徳」を発揮できないもう一つの理由が「不信感」だ。救急車を目にしても、「本当に緊急事態なのだろうか」と疑うケースが多いという。

 回答者の35.9%は、「本当に危険な状況なのか信じられない」と回答し、24.7%は救急車がサイレンを鳴らしていても、「救急患者を運んでいるとは思えない」と回答した。また半分以上の57.6%が、「レッカー車や警備会社などのサイレンとの区別がつかない」と回答した。
(引用ここまで)

 なぜって……そんなもん、ソウルの地下鉄駅での通勤時間を見れば一目瞭然でしょう。
 降りる人を優先するためにドアの前を空けておけば、誰がどう見ても時間の節約になる。混乱も少ない。
 言ってみれば、そうすることで全体としてWin-Winになれる。でも、ソウルの地下鉄では降りる人間も乗ろうとする人間も我先にと争う。
 エゴが強くて、公というものを信じていないから。
 韓国で公を優先させれば、そこにつけこまれて損をすることを身体で感じているから。

 だから、1/3以上の人間が救急車が来ていても「本当に危険な状況なのかが信じられない」と考えられる。
 どういう状況であろうとも、公というものを優先するシチュエーションというものはあって、それを実践できることこそが「民度が高い」と云えるもの。

 地下鉄で思い出しましたが、地下鉄で起きた事件で見事な対照となる話がありますよ。
 日本の地下鉄サリン事件では、多くの地下鉄職員が職務を全うして犠牲になりました。その様子はアンダーグラウンドで描かれていますので、よろしければこちらも。
 さて翻って2003年に起きた韓国の地下鉄火災。運転手がマスターキーを抜いて、乗客を置き去りにしたまま逃げ去りました。その結果、DNAが検出できずに犠牲者数がよく分からないという状況に。
 この違いなんだよなぁ……。

 江戸時代と李氏朝鮮、それぞれの映し鏡でもあるのですが。

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