韓国のロケット技術はなぜ遅れているのか(朝鮮日報)

 ああ、例の燃焼試験場すらない30トンクラスエンジンの開発リソースってどこからやってきたんだろうって思っていたのですが、設計がウクライナ製でしたか。
 韓国でのいつもの「独自開発」方式でしたね。
 これまでKSR-3の12.5トンエンジンしか作ったことがなくて、RD-107の技術移転を拒否、RD-151は完成品輸入のみ、RD-180を盗もうとして失敗。かつ、KSR-3の技術が断絶している状態でいきなり30トンエンジン開発とかありえないよなぁと思ってはいたのですけど。
> ところが、30トン級エンジンはまだ性能が検証できていない状態だ。韓国には、このレベルのエンジンをテストできる施設がない。航宇研は、ロシ ア側の支援を期待していた。08年4月、当時の白鴻悦(ペク・ホンヨル)航宇研院長は「ロシアは、ロケット技術は移転しないが、燃焼試験のような間接的な 協力は得られるだろう」と語っていた。羅老号の開発中、韓国国内に地上燃焼試験場を建設しなかったのも、ロシアを信じたからだ。(中略)

 そこで韓国がロシアを排除し、独自開発に乗り出すと、ロシアは地上燃焼試験場の使用を拒んだ。航宇研のある関係者は「地上燃焼試験場は、金さえ出せばい つでも使用できたのに、後継ロケットの開発事業にロシアが参加できなくなったため、燃焼試験場を使わせてもらえなくなったと聞いている」と語った。
(引用ここまで)

 なんでロシアが悪いかのように書かれているのか意味不明ですね。
 ロシアも慈善事業でやっているわけでもなし。
 1段目の顧客であって2段目以降を作るっていうのならともかく、将来のライバルになるかもしれないっていう輩にわざわざ試験場を使用させる必要もないでしょう。
 それでなんらかのコネクションができて、将来的な収入につながるわけでもないっていうのに。
 ロシアのことを愚痴っているくらいなら、とっとと自前で燃焼試験場を作るべきだろうにね。

 KSR-3のエンジンが想定性能に達していなかったように、この30トンエンジンも同様の轍を踏む可能性が高いと思うんだけどなー。
 この状態で75トンエンジンに取り組むとか、本当に「野心的」ですよね。韓国の人って。

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