戦時作戦統制権 還収‘再延期の代価’として防衛費分担金 韓国が年1兆ウォンも(ハンギョレジャパン)
>  韓国の戦時作戦統制権(戦作権)還収再延期要求は、次期戦闘機(F-X)事業、防衛費分担金交渉など韓-米間の利害関係がからまった様々な事案にも悪影 響を及ぼすものと予想される。 米国が戦作権還収再延期をテコにして、各種懸案で韓国の譲歩を要求する場合、これを拒否しにくい‘非対称的境遇’がより一層激しくなるためだ。(中略)

 今回の戦作権還収再延期提案で直ちに影響を受ける事案は、今年までに終えなければならない韓-米防衛費分担金交渉だ。 米国は現在、駐韓米軍の非人的駐留費(米軍人件費を除いた米軍駐留経費)の40〜45%である韓国の負担金を50%以上に増やしてほしいと要求していると 言う。 この要求を受け入れれば、2013年現在8695億ウォンに達する韓国の負担金は1年に1兆ウォン程度に増えると予想される。 韓国は交渉で国益を守るという立場だが、米国が戦作権還収再延期を口実として掲げる場合、一方的には拒否しにくくなると見られる。
(引用ここまで)

 2015年の軍事統制権返還をさらに延期するにあたって、韓国版思いやり予算増額やMD網への加入、F-Xの購入等の圧力が加えられるであろうとハンギョレ新聞が予想。
 うん、まぁあるでしょうね。
 価格の問題でF-XがF-35になるかどうかはともかく、安めのユーロファイターではなくなるというのはあるかもしれません。
 それよりもきついのが米軍駐留費の分担金が100億円ほど増えるのではないかということ。

 ただ、「米韓間で決定した項目を変更したいのであれば、こっちの変更にも従ってね」というのは普通の話。
 なにかを求めるのであれば、なにかを差し出すっていうだけの話なのですけどね。

 パク・クネも「ノ・ムヒョンさえあんなことを言い出さなければ……」って思ってるんじゃないでしょうか。
 統制権返還は将来的にはオプションとしては充分にある話でしたが、2007年では早すぎましたよ。
 あれは完全にメンツ優先で「自主防衛を!」って頭に血が上っちゃったのが原因でしたね。
 まあ、北朝鮮で「アメリカこそが最大の問題国」って発言をしているところを見ても、ノ・ムヒョン的には冷静だったのかもしれませんが。

心神 vs F-35 2012年 01月号 [雑誌]心神 vs F-35 2012年 01月号 [雑誌] [雑誌]
出版:潮書房
(2011-12-07)