「日本は冷たくなった」と怒る韓国人(日経ビジネスオンライン)
> 木村:確かに「韓国は我々と同じチームのメンバーではない」という見方が日本に浸透したことは大きい。まず、外交的にも海洋勢力から離れて大陸側に行ったという認識。

 そして国のありようも、少し前までは「日本と同じ自由民主主義国家」と考えていたのが、2013年頃から日本人の中に「ひょっとすると韓国は我々が考える意味での『法治国家』ではないのかもしれない」と思う人が増え始めた。

鈴置: 2013年には、日本から盗んだ仏像を返さないとか、中国人の犯罪者を日本へ引き渡さないなど、韓国の国柄を疑わせる事件が相次ぎました。最大の案件が従 軍慰安婦と戦時の徴用です。日韓基本条約で解決した問題を韓国が蒸し返したうえ、世界に「日本は非人道国家だ」と叫ぶので、日本には「まともに相手にはで きない国だ」とのあきらめが広がりました。

 もっとも韓国人はその日本の冷ややかな見方に気がつきません。韓国では「我が国こそがアジアでもっともすぐれた民主主義国家」との認識が一般化しているためです。

韓国人は本当にそう信じているのですか。

鈴置:少なくとも韓国紙にはそうした言説がしばしば載ります。韓国は1987年まで人権無視の独裁国家でした。その反動もあって「拷問がなくなったから民主国家だ」と言いたいのでしょう。法治が民主主義の根幹をなすとは考えられていないのです。

 日本人に対し、慰安婦や戦時徴用を蒸し返すことについて「我が国は民主国家だから人権を大事にするのだ」と説明したうえ「我が国の要求を拒否する日本は民主国家ではない」と説教する韓国人もいます。

木村:長い間、植民地支配や権威主義政権の下にあった韓国の人たちは法律や条約に対する考えが違います。「悪法も法」とは考えません。「彼らの信じる『正義』に反しているなら、その法律、あるいは外国との過去の約束が誤っている」と考える。 (中略)
 しかし今、日本人は「韓国とは対等の関係になったのだから、もう、無理筋の要求は受け入れるべきではない」と考えています。そして、それが分からない韓国は「圧力が足りないのだ」と考えてより強い姿勢に出て、ますます日本の違和感をかきたてる展開になっています。

 「大きくなったこと」によって生まれる、新たな摩擦に注目すべきと思うのです。実は米韓関係でも、この認識ギャップが齟齬を生んでいます。北朝鮮の40 倍ものGDPを誇るまでに大きくなったのに米軍に頼り切る韓国。米国は「韓国は他人を頼るな。さらには同盟にもっと寄与すべきだ」と考えます。

 一方、韓国は「大きくなった我が国は、米国にとってより重要な国となった。米国はもっと言うことを聞くべきだ」と思っている。

 戦時作戦統制権、ミサイル防衛(MD)、日本との軍事協力、日本の集団的自衛権の行使容認――。様々の問題で米韓の意見が大きく対立する根には、このギャップがあります。

木村:まさにそこですね。かつての韓国は政治的にも経済的にも不安定な存在だった。そうだったからこそ、日本は韓国を追い込まないように配慮した。日本列島のすぐそばの朝鮮半島が混乱すれば、日本の安全保障や経済に悪影響が出るからです。

 でも、韓国は相当の国力を身に付けました。財政難に苦しむ一方、中国の軍事的脅威の拡大に直面する日本がわざわざ配慮する対象ではなくなったのです。

鈴置:ただ、韓国人は日本や米国の「対等の関係で行こう」「大人になったのだから、ちゃんと責任を果たしてね」といった思いをなかなか理解できません。

 そこで韓国紙には「右傾化し、良心をなくした日本は韓国を無視する」「カネがなくなった米国は、韓国よりカネ払いのいい日本を大事にする」といった天動説的な分析が満ち溢れることになります。

木村:自分が大きくなったと誇りつつ、他国に対しては依然、小国であった頃のように助けてくれることを期待する韓国人。まだ「小国意識」から完全に抜け出ていない、ということなのでしょう。
(引用ここまで)

 木村幹氏と鈴置高史氏の対談。
 日本側の行動を「離韓」としたのは面白い見方ですね。
 離れてしまった以上はもうくっつかない。つまり、楽韓Webがいうところの「大嫌韓時代」の言葉を換えたものなのですけども。

 もう、日本は韓国に対してかつてのような対応をしない。
 有権者は議員が韓国に対してどのような行動をとったのかをチェックするし、チェックの結果として日本に害を及ぼすような外交活動をするのであれば落選運動も辞さない。
 昔であればともかくいまはネットで監視できるし、情報の拡散もできる。

 こんな状況で議員は「日韓友好」を積極的に唱えることができなくなる。
 たとえ韓国側からの「依頼」があったとしても、落選するリスクを冒してまでやることじゃないですよね。

 あと、「韓国はアジア最高の民主主義国家」っていうのはちょっと覚えがありますね。
 ノ・ムヒョンが大統領に当選した時、「高卒の人間が国家元首に当選した。これが民主主義だ。見たか日本!」ってなぜかノ・ムヒョンが当選したことで日本に勝ったことになっていたのですよ。
 いや、ホントに(笑)。
 確かにお笑いという意味では負けたかもしれないですが。

 楽韓Webでも何度か「G20の議長国になったって自慢するのであれば、それなりの責任を負うようになれよ」と書いたことがあります。
 考えてみたら、バランサー理論もそうですね。あれは子供が「子供の権利を保留したままで、大人の役割をやらせろ」とダダをこねているだけの話です。
 大国であろうとするなら、それなりの責任を負うべきなんですが。
 それができないかぎり、まともな国として扱ってもらえないことを理解すべきなのですけどね……。

 落選確実/流言飛語【面白T】文字Tシャツ、名言
落選確実/流言飛語【面白T】文字Tシャツ、名言