「統一韓国は外交・安保でも常任理事国入り」(朝鮮日報)
 2040年に南北が統一され「統一韓国」となれば、経済的に主要7カ国(G7)に入れるだけでなく、外交面・安保面での地位も大幅に上がり、国連安全保障理事会の常任理事国入りも狙えるという見通しが発表された。

 外交部(省に相当)の付属機関「国立外交院」は「グローバルリーダー、2040統一韓国ビジョン報告書」で、「統一韓国は外交的・安保的に『P5(常任理事国5カ国)』になれる」と予想した。1世紀という短い期間で産業化・民主化・分断国家克服のすべてを成し遂げた唯一の国ということで、経済的にも外交・安全保障的にも世界の指導国となる資格を十分に認められる可能性があるということだ。また、「統一により非核平和国家になるだけでなく、北東アジアの緊張緩和における主導国にもなれる」とも書いている。北東アジアの政治的・経済的統合を主導する「促進者」になるかもしれないという意味だ。

 P5入りとG7入りを果たした統一韓国は、その高い地位を礎に、核安保・テロ・サイバーセキュリティー・環境・地球温暖化といったグローバル・アジェンダ(国際的検討課題)の解決と、国際社会の集団的意思決定において先導的な役割を果たすものと期待される。また、開発途上国と先進国をつなぎ、新たな外交・経済モデルを提示していくこともできると見られている。同報告書は「極度の貧困や同民族間の戦争という悲劇を経験した統一韓国は、経済発展・民主化・平和構築・分断の克服に関するさまざまな韓国式開発モデルや和解プログラムを開発途上国に伝授するだろう」と書いている。
(引用ここまで)

2012a

 ……なんと言ってあげればいいのか。
 おめでたいですね。
 民間のシンクタンクが、「統一すればこういう未来がありますよ」とかならいいのですが。
 これを書いているのが、韓国の外交通商部(日本の外務省に相当)なのですから苦笑する以外ありません。

 つまり、 韓国政府が大真面目にこの報告書を書いているのですよ。
 2040年に統一して人口8000万人の国になれば、そのプレスティージから常任理事国入りは間違いないと。

 そしてG7入りも果たし、さまざまな問題を解決し、北東アジアの政治的・経済的統合を主導する「促進者」になれる。
 世界の国々に「韓国式開発モデル」をもたらす国になるだろう……と。

 いわゆるパク・クネの「統一は大当たり」発言を実証するものとしての報告書なのでしょうが。
 そんな未来が待ち受けているのだったら、すぐにだって統一すればいいじゃないですか。
 むしろ、統一しないでいる理由なんてひとつもないですわ。
 どうぞどうぞってなもんですよね。

 ちなみに冒頭の漫画はこの報告書と同様に韓国の素晴らしさと、統一後の輝ける未来を描いているものでして。
 まだ前世紀くらいに「韓国って変な国だよ」と知らしめるために日本語訳版が出回ったものです。
 韓国の漫画で日本で海賊版が出た最初の例といえるかもしれません(笑)。

 曰く「韓国は若い国で、勢いがあり、成長を続けている。その結果、こうなるのだ!」という今回の報告書に類似した未来予測があったので引用してみましょう

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 なるほど。