(スクープ)中国の露骨な「主人顔」(東亞日報/朝鮮語)

> 韓国がフィリピンに寄贈することにした退役軍艦を問題視し、中国側が韓国政府に正式に抗議した事実が一足遅れて確認された。複数の政府関係者によると、6月 10日と11日、駐韓中国大使館の高位関係者とは武官部代表が、国防部、外交部を続けて訪問し「寄贈議論を中断してほしい」と要求したという。中国側代表 は「予定通り推進するのであれば、7月の韓中首脳会談に悪影響を及ぼすこともある」と述べたと伝えられた。第三国への武器輸出や供与について、中国側がこ のように直接干渉したことは前例がない。

問題の軍艦は、5月30日にソウルで開かれた韓・フィリピン国防長官会談でキム・クァンジン長官(当時)が今年の年末までに無償寄贈することにしたポハン 級哨戒艦(1220t)1隻。韓国側はこれと共に、多目的上陸艇(LCU)1隻とゴムボート16隻を無償供与することを約束している。韓国政府は、これら の合意事項を明らかにしなかったが、フィリピン外務省は6月5日にプレスリリースを出して積極的な広報に乗り出した。発表当日にニュースを最初に伝えたの は日本の「共同通信」。日本はすでに昨年、中国牽制のための多目的哨戒艦(MRRV)10隻をフィリピンに販売することに決めている。 (中略)

 匿名の国内の中国問題専門家は「結局、この問題は5月のアジア相互信頼醸成措置会議(CICA)の後、さらに声が大きくなった北京の態度とは無関係では ない。小さくは南シナ海、大きくはアジア全体においてアメリカの影響力を遮断しようとする中国側の戦略は、今後も韓中両国の間に同様の葛藤を続けて課す可 能性が高い。韓国に対する中国の『主人顔』は、今から始まるというわけだ。我々韓国人が正確な原則と論理を立てておかなければ、こういったことがより頻繁 により露骨に起こるだろう」とコメントした。
(引用ここまで)

 元ネタはみずきの女子知韓宣言さまから

IMG_20140805_132649

 韓国海軍で退役したポハン級哨戒艦をフィリピンに無償供与するという話題がありまして。
 ちなみに供与されるのはポハン級という哨戒艦。
 ポハン級といえば2010年に北朝鮮の潜水艇に撃沈された例の哨戒艦ですね。
 かなり古いタイプのものであるとは聞いていましたが、1番艦が就役から30年経過したので退役するくらいに旧式だったのです。

 この供与に関して韓国国内では大きく扱わなかったのですが、フィリピンは大々的にプレスリリースを発し、日本のマスコミがそれを報じたと。

韓国がフィリピンに哨戒艦供与へ、南シナ海の領有権めぐり緊張(AFPBB)

 で、それに対して中国の武官と大使館関係者が即座にリアクションを起こし、韓国の国防部と外交通商部を回って「この計画を取りやめろ!」と「厳命」したのですね。
 MD、AIIBに続いてまたも韓国に課される踏み絵です。

 記事中にあるように、日本はすでにフィリピンへ巡視船という名の多目的哨戒艦をODAで供与することが決まっています。
 実質無償で10隻の新造艦を供与するわけですね。
 ベトナムと共に、供与される巡視艇は100メートル級のものになると言われています。

 それに比べて韓国がやったことといえば就役から30年が経過して退役を開始した88メートルの哨戒艦を1隻、そしてその他雑多な船を供与しただけ。
 日本のそれに比べればインパクトはかなり低い。
 それだけなのに、中国からいきなり「こんなことをするとは!」と叱られるっていう。

 誰がおまえの主人であるのかよく理解しておけと言い渡されたということですよね。

 中国からの「申し入れ」を断るのか、それとも受け入れてフィリピンへの哨戒艦供与をやめにするのか。
 これまで「経済は中国、防衛はアメリカ」と大ざっぱにやってきた韓国ですが、この「申し入れ」に対してどういうリアクションをとるのか。
 ちょっと面白く煮えたぎってまいりました。

原生林のコウモリ 改訂版
遠藤 公男
垂井日之出印刷所 出版事業部
2013-05-15