産経ソウル支局長告発で日本極右に完敗した韓国極右(ハンギョレ)
> 告発者が問題視した産経新聞ソウル支局長の加藤達也記者が書いた8月3日付の記事「朴槿恵大統領が旅客船沈没当日、行方不明に…誰と会っていた?」という記事は、朝鮮日報7月18日付のチェ・ボシク記者が書いた「大統領をめぐる風聞」をタイトルだけ変えてそっくりそのままつぎはぎしたレベルだ。産経新聞が「朝鮮日報を引用したのにどうして私たちだけ?」と食い下がることが恥を知らない所業だとすれば、いかなる返事もできない告発者と青瓦台も大差がない。

朝鮮日報も妥当とは言えない。朝鮮日報は8月9日付「日本産経の挑発…連日韓国・朴大統領を卑下」というタイトルの下、産経新聞が自分たちの記事を引用したという事実には触れず「証券街の噂を引用」と言って責め立てた。東亜日報のような韓国メディアもその尻馬に乗って産経新聞の反韓を集中的に叩いた。朝日新聞、読売新聞を含む日本のメディアは「非正常的な外信告発」「国際社会で韓国イメージ損傷」「朴槿恵政権の特性」などと吐き出して、産経新聞に肩入れした。両国のメディアの戦いが広まった格好だ。(中略)

国を愛して朴槿恵を愛する極右がそれで得たものは何か? 一国の大統領がその程度の極右新聞一つといざこざを起こして、何を得るというのだろうか? 見よ、むしろその告発で朴槿恵は消えかけていた件がぶり返したのみならず、大韓民国という国まで笑いものにさせてしまった。その告発には、すでに日本は言うまでもなく、アメリカと中国メディアまで飛びついた。外信版の常識から見れば、韓国大統領が関わったこの件を記事にしないソウル特派員はいない。ソウル外信版の動きが尋常ではないという声が、すでにバンコク外信版にまで広がっている。

今後、国内外のメディアが蜂の群れのように押しかける法廷でも大騒動だ。外信版ではこの件を朴槿恵の名誉よりは言論の自由の問題として扱っている。国際メディアというのは、お互いに政治的指向が異なり事業面では熾烈な競争を行うが、言論の自由の前では戦闘的な仲間意識を見せる習性をもつ。一国の大統領の名誉程度を言論の自由と交換する国際メディアはない。同じく産経新聞が告発されたといって、親朴や親韓に変わらないのは明らかで、日本のメディアが怖気づいて保身を図ることもない。(中略)

誰が見ても、大統領にその日だけは、その子供たちの生命を救い出す仕事よりさらに重要な仕事などあり得ず、よってその7時間、大統領が出て来られない、警護上重要な事を想像できないからだ。市民は適切に大統領の消えた7時間を知らされなければならないし、責任があれば問うのが正常だ。産経新聞の報道で朴槿恵は名誉を失ったと思うかも知れないが、私たちは300人ほどの命を失った。これが本質だ。

 したがって、大統領の名誉より市民を守らねばならない言論の自由が、より一層重要にならざるをえない。名前を聞いただけでもじんま疹が出る極右産経新聞だが、そんな部類の存在でさえ否定することはできないという意味だ。それがたとえ反韓でも極右でも、それは日本側の事情にすぎないからだ。反日と極右のチャンピオンである朝鮮日報が韓国で一番多く売れる新聞であるように、産経新聞も100万人以上の日本人が読んでいる。市民には新聞選択の自由があり、市民社会に必要なのは言論の自由だ。この世に言論の自由よりさらに優れた大統領監視の道具がないからだ。だから朝鮮日報が日本の首相を咎めて告発されれば、私は自分の政治指向とは関係なく、言論の自由という大義の下に朝鮮日報救援運動に乗り出す用意がある。原則的に国内のメディアであれ外信であれ、区別なく言論の自由を言えるからだ。それが国際社会で韓国の言論の自由の指標を高めて韓国のメディアが保護を受ける道だ。それが国と大統領を愛する私たちの方法でもある。極右の国を愛する方法と大統領を愛する方法を受け入れることができない理由も、そこにある。
(引用ここまで)

 またハンギョレか(いい意味で)。
 産経新聞への韓国大統領府による言論弾圧について、まともな論調で書いているのがハンギョレだけという絶望さ。
 引用部分以外で「朝日も毎日も読売もみんな極右だ」って書いている部分もあって、そういう部分部分ではだめなところもありますが。
 そりゃま、極左のハンギョレの視点から見たら誰だって極右に見えるんでしょうが。
 それでもこの正論を語れているのが極左といっても過言ではないハンギョレだけっていうのがね……。

 これが報道機関のあるべき論説なのですけどね。
 報道の自由も自分たちが手に入れたものでなく。
 法の不遡及も概念だけで、それがなぜ必要か理解していない。

 大本になった朝鮮日報も「悪いのは産経だけ」とほっかむり。
 面白いです。
 とっとと加藤支局長を起訴して、有罪にしたらいいのにねぇ。
 パク・クネ政権が世界からどういう評価を得ることになるのか、その時になってやっと分かるのでしょうけども。

心はなぜ不自由なのか (PHP新書)
浜田 寿美男
PHP研究所
2014-06-27