韓国IT部品メーカー上場99銘柄の営業利益99.65%減(朝鮮日報)
ポスコ、プラント分野で大規模再編(朝鮮日報)
業績悪化サムスン電子が組織再編へ(朝鮮日報)
 時価総額トップのサムスン電子は、スマートフォン販売の低迷で売上高と営業利益が大幅に減り、上場企業全体に占める割合が低下した。昨年上半期にサムスン電子は上場企業全体の売上高の11.87%、純利益の40.93%を占めたが、今年上半期は売上高の11.69%、純利益の36.89%へと低下した。

 サムスン電子の業績不振を受け、店頭市場コスダックに上場している中小IT部品メーカー(99銘柄)の第2四半期の営業利益は合計で4億ウォン(約4100万円)にとどまり、第1四半期の1176億ウォン(約121億円)に比べ99.65%も減少した。
(引用ここまで)

 時価総額トップのサムスン電子は、スマートフォン販売の低迷で売上高と営業利益が大幅に減り、上場企業全体に占める割合が低下した。昨年上半期にサムスン電子は上場企業全体の売上高の11.87%、純利益の40.93%を占めたが、今年上半期は売上高の11.69%、純利益の36.89%へと低下した。

 サムスン電子の業績不振を受け、店頭市場コスダックに上場している中小IT部品メーカー(99銘柄)の第2四半期の営業利益は合計で4億ウォン(約4100万円)にとどまり、第1四半期の1176億ウォン(約121億円)に比べ99.65%も減少した。
(引用ここまで)

 複数のサムスン幹部は「7月の業績が底だと考えていたが、8月はさらに悪かった。(第3四半期の営業利益は)5兆ウォン台前半まで低下する可能性がある」と語った。証券業界の予測値は現代証券(5兆9000億ウォン)を除けば6兆−7兆ウォン台となっており、状況は予想を大幅に下回ることになる。このまま推移すれば、前年同期(10兆2000億ウォン)に比べ、営業利益が半減しかねない状況だ。

 SKイノベーション、現代重工業、ポスコなど他業種の代表的企業も業績不振に対する危機感を高めており、組織・人員再編を検討中とされる。

 サムスングループでは、業績悪化の根源であるサムスン電子無線事業部(携帯電話端末の生産部門)に対する危機意識が広がっている。ある関係者は「半導体・家電事業部は比較的善戦しているが、営業利益の70%を生み出していた無線事業部が突然苦境に陥り、サムスン電子全体が揺らいでいる」と述べた。
(引用ここまで)

 サムスン電子、ポスコ、SK、現代重工業と韓国を支えてきた大企業が地盤沈下しつつある。
 その一方で内需を支えるはずの中小企業も、サムスン電子没落の大波に巻きこまれて利益が99社合わせて4000万円に。

 ちょっと前まで「グレートリセッション(リーマンショック)からいち早く再起した韓国経済」とか「円安ウォン高局面になっても貿易黒字が減らない。情勢が変化したのだ」とか『韓国経済の優秀性』をこれでもかとばかりに歌い上げていた韓国マスコミも、ようやく現実に気がついたようで。
 ま、確かにリーマンショックからあとの立ち上がりは早かったのですが、あれは貿易黒字を積み上げて「韓国経済は健全です」っていうブラフを世界に向けて喧伝していたんじゃないかなぁと個人的には考えています。
 あと貧困層が増したときに躍動するヒュンダイ自動車のおかげでもありますかね。

 俗に「通貨高で潰れた国家はない」って言われますが、企業は通貨高でポコポコ潰れますよ。
 こんな状況でも貿易黒字は積みあがっていて、ウォン高はますます進む状況。
 韓国では量的緩和が終わるからウォン高も終わるって予想しているようですけどね。
 確かにアメリカは出口戦略をどうするか見据えている状況ですが、それで本当にウォン高は終わるのかというのは別問題。
 ウォンってけっこう独立独歩で動きのある通貨だったりしますので。

韓国経済がけっぷち〜サムスンとともに自滅する韓国経済〜
元週刊東洋経済・編集長 勝又壽良
サンクチュアリ出版
2014-06-25