韓国の国際競争力、10年間で最低順位に…日本は?(中央日報)
韓国の国際競争力26位に低下、金融部門がネックに(朝鮮日報)

> 世界経済フォーラム(WEF)は3日、2014年版国際競争力ランキングを発表した。同ランキングによると、 今回の韓国の国際競争ランキング総合順位は144カ国中26位で、昨年より1ランク下落したことが分かった。この結果はWEF評価基準で2004年の29 位以降10年ぶりに最も低い水準だ。
(引用ここまで)

 「国際競争力ランキング」なんて気にしなくていいと思いますけどね。
 いくつかこういう指標はありますが、要は投資に値するかどうかという指標であって経済のすべての指標でもなけりゃ、国民が幸せであるかどうかの指標ってわけでもないのですから。

 ……とはいえ、韓国がこういう類のランキングを無視できるわけもないのですよね。ランキングというか、序列が大好きですから。
 ここ10年ほどの推移を見てみますか。ついでに日本のも。

年度 韓国 日本
2005 17位 12位
2006 23位  5位
2007 11位  8位
2008 13位  9位
2009 19位  8位
2010 22位  6位
2011 24位  9位
2012 19位 10位
2013 25位  9位
2014 26位  6位


 WEFの競争力ランキングではここ10年ほど日本の下にあり続けているのですが、これはWEFが生産力の大きさ=国際競争力っていうことにしているので当然といえば当然。
 もうひとつのIMDの競争力ランキングでは2011年に日本を逆転したことがあって、大騒ぎでしたねぇ……。
 まあ、今年発表のランキングでは再逆転されちゃったんですが。

 ま、実はこういうランキングは総合のそれよりも細かい部門毎の数字を見たほうが面白いのですけどね。

項目別のランキングを見ると、制度的要因(規制)が82位、労働市場の効率性が86位、金融競争力が80位と低評価だった。

 今年のWEFランキングで、韓国は特に金融競争力が低いことが分かった。金融機関がどれだけ効率的にサービスを提供しているかを示す「金融サービス利用 可能性」は92位から100位に、「金融サービス価格適正性」は69位から90位に前年より大きく順位を下げた。また、銀行の健全性も113位から122 位へと低下した。
(引用ここまで)

 ふむ。
 ちなみに対象は144カ国なんだそうですよ。銀行の健全性が144カ国中122位……か。

週刊エコノミスト 2014年 9/9号 [雑誌]
週刊エコノミスト編集部
毎日新聞社
2014-09-01