韓国ドラマの会食シーンで中国酒を飲む理由は?(1) (2) - (中央日報)

> 「炭酸水のほうが消化にいいじゃないか。俺は消化がよくないから。…ああ、すっきり〜」(『大丈夫、愛だ』の中で、W社の浄水器から炭酸水を出して飲むソン・ドンイル)

「洗濯がよく乾いています。よかった」(『来た!チャン・ボリ』の中で、S社の除湿機をつけるオ・ヨンソ)

「腹持ちのいいものを買ってこないと。…うん、大丈夫だね」(『恋愛の発見』の中で朝食の代わりに食べろと渡されたS社の飲料水を飲んだチョン・ユミ)

「ジャガイモを上手く活用しているようだね。祖父の代から始まって受け継がれてきた店なんだって」 「だから家系図もあるし職人精神のある店はどこか違う」(『ユナの街』、Jカムジャタンの店でキム・オクビン)

これだけにとどまらない。

チョ・インソン−コン・ヒョジンは『大丈夫、愛だ』でほとんど毎回のように炭酸水を飲む。チョ・インソンは部屋に入ってくるたびに除湿機をつける。ソン・ ドンイルは「かび臭くなくて快適だ」と合いの手を入れる。コン・ヒョジンは自身が広告モデルのS社の飲料水をずっと飲む。すべてPPLが作った場面だ。

PPL(Product Placement)はドラマの中で商標を露出させる間接広告だ。ドラマ終了後に制作支援、制作協賛などとして紹介されるものを 全て包括して呼ぶ。裏で「協賛」が2010年に公式化されて日を追うごとに増加傾向にある。2010年地上波3局合計44億ウォン(約4億5600万円) だった間接広告売上げは2013年上半期だけで270億ウォンと急増した。特に本放送の代わりにVOD(オンデマンド放送)視聴が増えて番組前後につく広 告より番組中に入るPPLのほうが注目されている。 (中略)

いつのまにかドラマ制作の必須要素としてその位置を確立したが、過度なPPLは視聴の流れを止めるとの指摘が多い。ドラマ評論家のコン・ヒジョン氏は 「PPLだと認知した瞬間にドラマへの興味が冷めていく。できるだけ自然に、ドラマに溶け込ませる技術が必要だ」と話した。ある制作プロデューサーは「時 には作家と広告主間でPPLの程度をめぐり対立したりする」とし「妥協点を見いだせない時は現場で作家がこっそりと台本を直したりもする」と打ち明けた。
(引用ここまで)

 うわ、目に見えるようです。
 最大のドル箱だった日本市場から追いやられて、中国市場とドラマ内広告に活路を見いだしたってところですか。

 しかし、記事冒頭の感じでやるんだったらそれはもうドラマじゃなくてコントですよね。
 『主人公が「消化には炭酸水がいいんだよなぁ〜」でニッコリ』とかじゃ、日本だと5分枠とかでちょこっとやっているミニコント風の家族ドラマみたいな感覚。
 常にオチが「♪チャンチャン!」みたいな。

 ま、韓国ドラマってシナリオに整合性も求められていないようですし、そのていどでもいいのでしょう。
 そのうち、60分のドラマで延々と商品宣伝をしているだけっていうような「画期的なドラマ」とか出てくるかも知れませんね。

どうでもいいはなし
いちい たから
東京図書出版会
2001-07