サムスン電子:7−9月は60%減益−スマホ販売で苦戦(ブルームバーグ)
> 10月7日(ブルームバーグ):世界最大のスマートフォンメーカー、韓国サムスン電子 の7−9月(第3四半期)は少なくとも2009年以降で最も大幅な減益となった。同社は米アップルや中国の競合会社に押されている。

サムスンの7日の届け出によれば、営業利益は前年同期比60%減の4兆1000億ウォン(約4180億円)。ただ新製品が10−12月(第4四半期)の利益を押し上げるとの期待から株価は上昇している。

サムスンは市場トップの座死守に向け新製品を発売する。「ギャラクシー」を展開するサムスンが優位にあった大画面スマホ市場でアップルの新製品が人気を集めており、低価格モデル市場では中国の小米科技(シャオミ)やレノボ・グループ(聯想集団)が多機能機種を投入していることが背景。サムスンはディスプレーや半導体部門で利益を上げているものの、中国とインドでのスマホ市場シェア低下に加え、高価格機種の需要鈍化が収益を圧迫している。

大信証券のソウル在勤アナリスト、クレア・キム氏はこの日、「今年から来年にかけてさらなる新製品投入が見込まれており、モバイル部門はこれ以上悪化することはないと市場はみている」と指摘。「ハードウエアの機能を高めた新型スマホの発売ではサムスンが他の競合企業よりも有利な立場にある」との見方を示した。
(引用ここまで)

 さて、恐れられていた4兆ウォン落ちはなかったものの、前年同期比で60%減。
 3四半期続いての減収減益。10-12月期は1年間でもっともものが動くクリスマスシーズンがあるので、減収減益は避けられるのではないかと思われているようですが。

 でも、これまでの3四半期だって普通に新製品は投入され続けてきているのですよね。
 そもそもスマートフォンだけに頼る財務情勢を是正しろって話がこれだけ出ているのに「新製品が出るから大丈夫」とかどういうことなのっていう。
 もう、スマートフォンはPCと同じ情勢になっていて、パーツがあれば誰にだって作れるのですよ。
 「サムスン電子はパーツをほぼすべて自社でまかなうことができる」といわれますが、逆に安いパーツを使えないという欠点も持つわけで。
 これって液晶テレビが一気にコモディティ化したときに、自社でパネル製造をしていた会社が不利になったのと同じことなのです。

 それともうひとつ。
 サムスン電子がどれほど大きくなろうとも、韓国全体を支えることはできません。
 待遇がどれだけよくても、韓国人全員がサムスン電子に就職できるわけがないのですよね。
 
 でも、サムスン電子の大きさは充分に韓国全体を揺るがすくらいのものではあるのです。
 前四半期の減収減益で中小IT部品メーカーの営業利益が99.65%減になっていましたが、今回はどうなりますかね? 

 半導体の新規工場立ち上げや「いまが底」という意識で株価は上がっているようですけども。さてはて。

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……日本でもこの充分なスペックでこの値段でSIMフリーなんだもんなぁ……。