異様な「タブー」を実感 言論の自由への狭量さ示した朴政権 前支局長手記(産経新聞)

> ソウル中央地検によって名誉毀損で在宅起訴された産経新聞の加藤達也前ソウル支局長が9日、現在の心境を手記で明らかにした。

 9日のソウルはさわやかな秋晴れとなった。私の今の心のようだと思った。不思議に思われるかもしれないが、8月初めに私が書いた「追跡〜ソウル発」が韓 国の朴槿恵政権から問題視され、今月8日に在宅起訴されるまで、ずっと同じ気持ちで過ごしてきた。朴政権の最大の問題である“言論の自由への狭量さ”を身 をもって読者に伝えることができる機会と考えてきたからだ。 (中略)

 10月2日の3回目の取り調べで、検事は「(セウォル号事故当日の)大統領の所在問題が(韓国内で)タブー視されているのに、それを書いたことをどう考えるか」と聞いてきた。

 私はこの言葉に強い違和感を覚えた。日本では毎日、詳細に公開されている国家指導者の動静が“タブー”だというのだ。禁忌に触れた者は絶対に許さないという政権の意思を如実に示す発言だった。
(引用ここまで・太字引用者)

 まあ、マスコミに身を置くものであればこう考えますわな。
 「これでパク・クネの狭量さを全世界に向けて示すことができる!」って。
 言葉を換えて言うなら「俺、おいしいわぁ」って。

 記事を見ても言葉の端々に「よくぞやってくれたわ」っていう部分がありますよね。
 10年に1度のスクープですわ。
 昨今の韓国関連書籍の売れ行きもあって、手記でも書こうものなら出版前からベストセラーは約束されたも同然。

 韓国国内でタブーであるかどうかなんて知ったこっちゃないですけどね。
 大元は朝鮮日報なんですし。

 ちなみに韓国国内では、この件は言論弾圧事件であるとは認識されていません。
 ひとつ前のエントリでも「もはや『誇り高いウリナラの国家元首』対『極右勢力新聞』の対抗図式が描かれている」と書きました。
 産経新聞は言論弾圧されているマスコミではなく、ただの悪役……というか単に「悪」なのです。
 「道徳性の高い」韓国を叩く連中は、当然のことですが「道徳性の低い」輩なのです。
 韓国でもっとも重く見られるステータスである「道徳性」が低いのだから、当然のこと「悪」になります。

 だから、産経新聞は弾圧されて当然。
 というか、弾圧ではなく正当な罰則を与えているに過ぎないのですよね。
 彼らの中では常識ですが、世界の常識では「言論弾圧」になるので、その行為が世界中から非難されているのです。
 それでも彼らは自分たちの間違いに気づくことはできないのです。
 だって、韓国のやっていることを叩くのは道徳性の低い行為に決まってますから。  「世界こそが間違っていて、韓国だけが正しい」のです。

 朝鮮日報も「このような下品な輩を相手にしていたら韓国の品格も傷つく(ので、起訴してはいけない)」と悲鳴を上げながら言い訳していましたね。
 あれは「実際には言論弾圧だと分かっているけど、国民感情に抗することができない」という二律相反を受けた状況だからこそ言える分裂気味の言葉であると理解しています。

 韓国の最高法規である国民感情がそこまで行っているからこそ、起訴せざるをえなかったし、有罪判決が出るしかないのです。
 それが韓国ウォッチャーを喜ばせることになるとも知らずにね。