韓国の政策金利 過去最低に並ぶ2.00%に引き下げ(聯合ニュース)

> 韓国銀行(中央銀行)は15日、月例の金融通貨委員会を開き、政策金利を年2.25%から2.00%に引き下げた。


 政策金利は昨年5月に2.50%に引き下げられ、14カ月据え置かれた後、今年8月、2.25%に引き下げられた。それから2カ月、韓国銀行は再び利下げに踏み切った。2.00%はリーマン・ショック後の2009年2月からの17カ月間に並び、過去最低となる。


 韓国銀行は成長率見通しを繰り返し下方修正せざるを得ないほど景気回復が弱々しい上、ユーロ圏の景気低迷の懸念が膨らむなど海外の悪材料も深刻な状況と 判断したようだ。また、消費者物価の上昇率は23カ月連続で1%台にとどまっており、物価上昇の負担が大きくない点も考慮した。

(引用ここまで)


 今年5月8月に0.25%引き下げ、そして10月にも0.25%引き下げ。
 悪手だなぁ……。
 武器として政策金利(公定歩合)を使うのであれば、こういう段階的な引き下げがもっともダメ。
 一気に引き下げて市場にショックを与えるくらいじゃないと。

 なぜなら、金利っていうのは無限に引き下げられるものじゃないから。
 けっきょく、2.00%にまでするんであれば下げ幅を2.5%から一気にすることで「お、この対策は本気かも知れない」って市場に思わせることができたのに、この状況で0.25%毎の引き下げじゃ「苦し紛れの対策か」と思われるだけですわ。

 そういう意味では日本が反面教師になると思ったんですけどね。
 やっぱり、人というものの習いとしてこう思ってしまうのですよ。
 「いや、日本とは違う。この不況はそれほど深刻じゃないし、対策はそれほど過激なものじゃなくてもいい」って。

 投資家がしばしば陥る「うちは特別だから大丈夫」というアレ。
 実際には市場に対して特別な人間なんてどこにもいないのですけどね。
 いまのところ、日本の陥ったパターンをそのまま……というよりも経済的な体力が少ないだけあって、より悪くなぞっているという感じです。