韓国 板橋(パンギョ)野外公演会場 16人死亡…再び安全不感症が招いた大型惨事(ハンギョレ)

> 17日午後に発生した京畿道城南(ソンナム)の板橋テクノバレー野外公演会場換気口鉄製覆い崩壊死亡事故は、再び安全不感症が招いた大型惨事だった。

 この日、野外公演会場で午後5時から開かれた第1回板橋テクノバレー祝祭では、市民700人余が公演を観覧していた。 午後5時50分頃、人気ガールグループ‘4Minute(フォーミニッツ)’のメンバーが舞台に上がると、よく見えるように観覧客20人余が公演会場付近 の高さ1.5メートル上に突き出している地下駐車場換気口の上に上がったと見られる。 横3メートル、縦5メートル大の換気口の鉄製覆いの上に観覧客がのぼり、重量に耐えられなかった鉄製覆い構造物が10メートル余り下へ崩落したものと推定 される。 一部の目撃者は観覧客が‘良い席’を確保するために公演が始まる前から換気口の覆いの上に上がっていたと話した。 ある目撃者は「ガールグループがよく見えないとし、人々が換気口の上に上がった」と話した。(中略)

 専門家たちは、換気機能に関する基準があるだけで、外部に露出した換気口周辺の安全施設をどのように設置しなければならないという基準が抜けている建築 法を問題にした。 ‘建築物の設備基準などに関する規則’によれば、大衆利用施設の換気基準については、時間当り0.5回以上の換気、送風能力などの規定を含んでいる。 換気口の鉄製覆いの強度、安全フェンスの設置などに関する規定はない。
(引用ここまで)

 地下駐車場の換気口の上に乗って路上イベントを見ていた観客が、覆いを壊して地下駐車場に落ちた……ということですかね。
 ソース元のハンギョレに画像があるのですが。

4minute

 記事中では1.5メートルの高さに……とありますが、画像を見るかぎりではみぞおちくらいの高さですよね。
 1メートルちょっとってとこかなぁ。まあ、救出作業用に足場を組んでいたりする可能性もあるかな。
 1.5メートルとしても、いかにも「乗りやすそう」な高さです。

 韓国に行った時にさまざまなところで「安全係数が削られている」って感じたのですよね。
 半地下の居住スペースとかがあって「大雨になったらここどうなるんだろ」みたいなところがそこかしこに……っていう。

 この事故もほぼ同じなのですよ。
 通気口を人の乗れない高さにすれば、起きえない事故でした。
 でも、それを規制で定めたりはしない。
 通風口の高さを高くしたり、街の景観になじませるにはお金がかかるから。
 万一のことは考えない。だって万が一にしか起きないようなことを考慮したらコストがかかるから。

 その考えかたがセウォル号事故を起こしたし、大邱の地下鉄火災も難燃性の布地で座席を作っていたら防げていた。
 韓国はそういった安全性をなおざりにして、コストを安く上げるような段階は21世紀になる前に終わらせておくべきだったのですがね。
 コストを安く上げることよりも、事故が起きた際のロスのほうが大きいということを知るべきだったのですが。

 前も書いたように、いつでもどこでも形を変えたセウォル号事故は起きるのです。
 韓国はコストと引き替えにそういう事故が起きるように作られた社会ですからね。
 今回の事故も起こるべくして起きたというだけの話です。