韓国経済を支える5大産業の業績が急落(朝鮮日報)

> 携帯電話端末、造船、石油化学、自動車、テレビなど韓国経済を支えてきた主力5大産業が揺らいでいる。これら業種の売上高の伸びや営業利益率はいずれも急落している。

 全国経済人連合会(全経連)が5大産業の国内企業176社を対象に業績を分析した結果、携帯電話端末の場合、2012年に72%だった売上高の伸びが、 昨年には31%に低下したのに続き、今年上半期にはマイナス9.4%に転落した。12年に2.1%だった造船業の売上高の伸びも昨年が0.3%、今年上半期がマイナス0.9%だった。営業利益率は12年の4.1%が昨年には2.0%、今年上半期にはマイナス3.6%に悪化した。今年上半期だけで現代重工業 グループは1兆3000億ウォン(約1310億円)、サムスン重工業は1000億ウォン(約100億円)の営業赤字を計上した。

 先月の国別船舶受注量で韓国は中国、日本に次ぐ3位に転落した。世界首位だった韓国の造船業の栄華は終わりを迎えるのではないかとの懸念も聞かれる。

 それでも善戦していた自動車産業の売上高も12年の10.5%から昨年は5.2%、今年上半期は1.5%と毎年低下が止まらない。韓国銀行が最近公表し た「2013年企業経営分析」によると、昨年の韓国の大企業による売り上げ増加率は前年比で0.3%にとどまった。これは世界的な金融危機の影響で企業活 動が低迷した09年(0.7%)をさらに下回る数字だ。デロイト・コンサルティングのキム・ギョンジュン代表は「韓国の製造業の売上伸び率は0%台に転落したのは衝撃的だ」と語った。
(引用ここまで・太字引用者)

 去年の6月にはすでに「建設、造船、海運、鉄鋼、セメント、石油化学」の6業種が脆弱業種として韓国政府から指定されていましたが、ここに携帯電話(スマートフォン)、自動車、テレビが加わる勢い……。
 っていうか、利益が出てる業種ってどこなんだって話になりますが。
 完成品がダメならもちろん中小の部品、部材もダメ

 特に中途半端な中間材は中国企業がどんどん押してきています。
 この中間材が中韓貿易において最大のポイントになるんじゃないかと思えるくらいに勢いがありますね。

 ここ数年、韓国は中間材を中国に輸出することでかなり潤ってきたのです。
 ウォン安円高もあって「このクオリティでこの値段なら韓国製でもいいか」くらいのものにはなっていたので。
 それがここ2年くらいかなぁ、中国製の中間材・部品が一気に出てきた感じです。
 中国も延々と工場だけをやっていたわけじゃなくて、技術移転を通じて技術をしっかりと習得してきたということですかね。
 想定していたよりもちょっと時期は早かったですが。

 ちょっと想定外だったのはヒュンダイ自動車が、為替に対してまったく耐性がなかったことですかね。
 いくら「安かろう、そこそこよかろう」っていう製品であっても、もうちょっと粘れる企業体であると思っていたのですが。
 ま、そんなに粘れるのであればそもそも日本市場から撤退することもなかったでしょうかね。

川島雄三、サヨナラだけが人生だ
藤本 義一
河出書房新社
2001-01