K11小銃に深刻な不具合、防衛事業庁は黙認して量産(朝鮮日報)
 韓国軍が誇る高品質兵器、「K11複合小銃」(写真)。防衛事業庁(防事庁)は、K11複合小銃に性能上の問題があることを事前に知りながらこれを黙認し、量産を強行した疑惑が浮上した。

最大野党、新政治民主連合の金光珍(キム・グァンジン)議員(初当選、比例)によると、国防技術品質院は今年5月30日に「K11複合小銃電磁波影響性実験」を行った。この実験で、K11複合小銃の20ミリ空中さく裂弾の撃発センサーが、市販されている一般的な磁石の磁性を撃発信号と認識してしまう欠陥が確認された。

 20ミリ空中さく裂弾は、弾に電磁信号を入力することで、一定の距離を飛んだら爆発するシステムになっている。電磁装備なので、電磁波の影響をかなり受けるという。このため、今後普及が予定されている戦闘ヘルメットのヘッドセットマイクの磁石にも影響されかねないことが明らかになった。万一の場合、K11複合小銃を携行した兵士が銃の誤射・誤爆事故に遭いかねないというわけだ。デリケートな電子装置を有し、誤作動の危険が大きい複合小銃は、米国やドイツでも開発を中止している。

 防事庁は2010年からK11複合小銃の量産を始めたが、11年10月と昨年3月に爆発事故が発生し、戦力化を中断した。その後、今年7月に戦力化の再開が決まり、8月に再び量産に入った。金光珍議員は「防事庁は、事業推進に対して問題を提起した国防技術品質院を排除するため、防衛事業法の関連規定に違反してまで、品質保証業務の担当を開発機関の国防科学研究所(ADD)に変更した」と語った。これに対し防事庁の関係者は「強力な磁石を当てた場合、K11複合小銃の撃発センサーが誤作動を起こすのは事実」「射手がこうした問題を認知して措置できるようにする安全装置を、K11複合小銃に追加した」と語った。
(引用ここまで)
k11


 このK11、アメリカのOICW計画のコンセプトをパクったものです。
 OICWとは小銃にグレネードランチャーをくくりつけたもので、火力と携行性を兼ね備えた次世代の武装として20世紀末にコンセプトが考えられたものでした。
 その他、コンピューター制御の射撃管制システムを導入するというのも目玉のひとつ。彼我の距離を測定して、グレネードに爆発するまでの時間を入力して敵の頭上で炸裂させるっていうシステムがウリでした。

 ですが、本家本元のアメリカでは開発中止。
 なぜなら重すぎる上に高価すぎるから。
 オプションとして単発のグレネードランチャーを装備できるとかならいいんですが、使うシーンがなくても常に無駄な重量がかかっているわけですからね。

 K11は乾燥重量で6kg、アメリカのOICW計画で試作されたXM29が5.5kg。
 M16がバージョンによって異なりますが、ざっと3.5kg。倍まではいかないかなってところですか。

 もうひとつの射撃管制システムも大量生産品に搭載するには高価すぎる、かつ時限炸裂式のグレネード弾も高価すぎるってことで開発中止にあいなりました。

 でも、韓国はそんな事情をお構いなしに開発続行。そして制式採用。
 パクリ元がないのにがんばって開発したはいいものの、初期量産品のほとんどが不良品。 案の定。
 グレネード弾が銃身内に装弾されたままの状態で暴発事故を2回起こして一昨年には全数リコール。

 その度に「対策は施した」っていって開発を続行しようとしていたのですが。
 今回はなんと「磁石を近づけたら暴発する」ということが分かったそうで……。 

 このK11も「名品兵器!」って延々と叫び続けていたのですけどねー。