11月の日韓首脳会談、現状では困難 国家安保局長 (日経新聞)

>  安倍晋三首相は23日、韓国を21、22両日訪れた谷内正太郎国家安全保障局長から報告を受けた。谷内氏は韓国要人との一連の会談を踏まえ、11月の国 際会議を利用した日韓首脳会談の実現は困難との見解を伝えた。従軍慰安婦問題をめぐる日韓間の溝が埋まらず、現状では環境整備が間に合わないと判断してい る。

 政府内には(1)来月10、11両日に北京で開くアジア太平洋経済協力会議(APEC)に合わせ首脳会談を調整している日中関係の改善を先行させる(2)韓国とは当面、日中韓首脳会談の実現をめざして関係改善を探る――との案も浮上している。(中略)

 政府関係者は23日夜、谷内氏の訪韓に関し「(韓国での一連の会談では)首脳会談の話題すら出なかった。わざわざ外交安保の責任者が出て行ったのにそう いう話ができないのは異常な状況だ」と指摘。別の政府高官は「首脳会談はやらなくても日本としては何も問題ない」と話した。
(引用ここまで)

 一般的な考えで読むと、違和感があると思うのです。
 ひとりは「異常な事態だ」と話す。
 別の政府高官は「何も問題ない」と話している。
 ざっくりと読むと、「政府の中でも意見が割れているのかな?」という感想にもなりかねないのですが。
 これまでの経緯を見ていればそうでもないのですよね。

 かつての日韓関係が「普通の状況」であるとするのなら、日韓首脳会談が行われていない現状は「異常な事態」であるわけです。
 でも、これからはこの「異常な事態」が通常の状況となっていくのですよね。
 「異常気象」が繰り返されるのであれば、それが通常の気象になるように。

 その一方で「日韓首脳会談なんかなくても何の問題もない」というのは、かつての視点から見れば「異常な事態」なのですが。
 現状のポートフォリオとして、実際に何の問題もないのですよね。
 これはもう楽韓Webでもパク・クネが大統領に就任した当初から言っているように。
 外交的に日韓間で喫緊の課題もない。
 経済的には韓国はゆるい破綻への坂を下っていますが、日本が手出しできるような話でもない。

 向こうが「慰安婦問題を前進させるという前提がなければ会いたくない」というのであれば、無理強いして会う必要もないよねということです。
 これで韓国が大国であって日本がどうしても首脳会談をしてもらわないと困るようなところであればともかく。
 実際には首脳会談がないからってなにが困るというような国でもない。

 視点が「異常事態だ」という人は過去からのものになっていて、「何の問題もない」という人は現在から未来を見ているというだけで。
 現在の認識に関しては両者は一致しているのです。

 即ち、「別に韓国なんかと首脳会談する必要ないよね」ってことで。
 韓国側が自国の価値を勘違いしているだけです。

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前回、コメントでつっこみがなかったので「きっと何者にもなれないおまえたちに告げる!」ということが言いたかったと、無粋な解説をしてみる。
「ニムをつけろよ」は分かっていただけたようですが(笑)。
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