サムスン電子、NAND型フラッシュメモリー半導体シェア30%以下に(中央日報)
2014年7〜9月のNANDフラッシュ市場シェア、東芝がサムスンとの差を縮める(EETimes)


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 東芝とサンディスクは別扱いになっているのですが、四日市工場は合同で設立されているので実質的にはここからのNANDフラッシュがシェア40%を占めているのですよね。SDカードが5枚あったら、そのうち2枚は東芝=サンディスク勢のもの。
 スマートフォンが5台あったら2台は東芝=サンディスク勢のもの。
 東芝単体ではまだ7ポイントほど差がありますが、四日市工場ってことで考えれば10ポイント以上の差をつけているということもできます。

 サムスン電子の主力産業をざっと見るとスマートフォン、NAND、半導体ファウンドリ、液晶パネル製造がいまひとつ。
 DRAMは好調だけども脇役に追いやられている。有機ELはまだなんともいえないってところですか。
 まだまだ営業利益は高いですけどね。

 かつてのサムスン電子は複数のラインを並列に抱えて、他のものがダメでもなにかが好調で業績を助けてきたのです。
 DRAMが不況でも携帯電話が好調、携帯電話がダメでもファウンドリが好調……というような感じで。
 それがスマートフォン製造が超花形になってしまって、この数年で他の業態はすべてスマートフォンのための傘下企業のようになった。
 R&Dもスマートフォン製造のため。
 だから、スマートフォン販売が不調になったら全体が崩れるようになってしまった。

 そうやって企業としてのバランスをおかしくしたのが、立て直せていない大きな原因かなと。
 それでもまだ四半期で39億ドルを稼ぎ出す巨人ではあるのですけどもね。


SDカードだったらサンディスクおすすめ!