「韓国経済、エンジンが故障しがたがた震える車のよう」(中央日報)
「創業」に対する幻想が招いた悲劇=韓国(1) (2) - (中央日報)
デフレ懸念の中、家計の負債22兆ウォン急増=韓国(中央日報)
【社説】円・人民元同時安、崖っぷちの韓国製造業(朝鮮日報)


 4年間で「自営業の抱える負債」が94兆ウォン→134兆ウォン。
 自営業が韓国経済のアキレス腱になりそうだというだという自覚がようやく出てきたんですかね。
 ここのところ、やたらと「自営業をなんとかしなければ」という記事が出ています。

韓国の大量の退職者が苦し紛れに自営業へ → 5年以内に70%が閉店
韓国経済:「自営業が苦しいので対策を!」と朝鮮日報社説……問題設定はそこじゃないはず

 まあ、「なんとかしなければ」という記事が出ている時点でもう事態は終わっているのですけどね。

 自営業の借入金、自営業負債の134兆ウォンは家計負債1060兆ウォンに組み入れられていません。
 ちなみに家計負債は7-9月の1四半期だけで22兆ウォン増加。
 つまり、一般人の抱える負債が現状で1194兆ウォン。120兆円オーバー。

 もう高度成長期は終了して、ただ指をくわえて見ているだけでも借金が減っていく時代は終わってしまいました。
 これで韓国の半分は借金漬け。
 65歳以上が人口の14%を超える「高齢社会」まで、あと3年ちょっと。
 国家債務であればともかく、一般国民がこんなに借金を抱えながら高齢社会を迎えた国ってないんじゃないでしょうかね。
 そういう意味では社会実験としてかなり興味深い状況になりそうですが。

 で、そこへ中国も金利切り下げで人民元安をしかけてきて四面楚歌。
 最大の貿易相手ですからね。

 ひとつひとつならなんとか対応できる事態でも連続していて、かつ構造的なものになっているともうお手上げ。
 書いていて「無理ゲーだなぁ」って思います。