最新救難艦の性能公開、ソナーは目標探知できず(朝鮮日報)
最新救難艦「統営」、ソナーなしで近く実戦配備へ(朝鮮日報)

 統営を建造した大宇造船海洋と海軍はこの日、「防衛産業汚職」のシンボルとなり実戦配備が先送りされている統営の実際の性能と、海上での救助プロセスを公表した。納品時の汚職により魚群探知機レベルの音波探知機(ソナー)しか搭載していない統営は、今回のデモンストレーションで予想通り目標物を探知できなかったため、甕津の支援を受けて作業に当たった。防衛事業庁上陸艦事業チームのイ・ジョンジェ海軍大領(大佐)は「今搭載されているソナーは民間レベルの性能しかないため、軍事用としては到底使用できない」とした上で「納品契約を取り消して返品する予定なので、現在は実戦配備ができない状況だ」と述べた。ソナーだけでなく遠隔操作無人探査機(ROV)に装着された超音波カメラも正常に稼働しなかった。

 しかし座礁船の引き揚げやえい航、さらに潜水作業の支援などそれ以外の作業は通常通り行われた。統営のパク・チョンシク艦長は「救難艦の核心となる潜水装備や引き揚げ用のクレーンなど160種以上の装備は正常に稼働した」と説明した。海軍本部企画管理参謀部のイ・ビョングォン部長も「退役時期を予定よりも10年以上先送りしている光陽に比べ、統営は優れた性能を発揮することができる」「統営は早期に実戦配備しなければならない」と指摘した。しかし一部では「統営を受領し実戦配備するのは難しい」という指摘も依然として出ている。
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 韓国軍の合同参謀本部(合参)は28日、合同参謀会議を開き、納品不正問題で海軍への引き渡しが遅れていた救難艦「統営」を早期に戦力化すると決定したことを明らかにした。

 韓国軍の関係者は「28日の会議で、統営に搭載される装備の内、問題になっていた船体固定音波探知器(HMS)と水中無人探査機(ROV)の搭載時期を遅らせることにした。統営は作戦要求性能(ROC)を満たしていないHMSとROVを除いて、早期に実戦配備されるだろう」と語った。

 合同参謀会議で統営の早期戦力化が決まったことにより、防衛事業庁は、現在搭載されている商用の魚群探知機を来月中に取り外し、統営を韓国海軍へ引き渡すことになった。韓国海軍は性能確認、作戦能力評価、戦闘力総合訓練などを経て、来年3−4月ごろに統営を実戦配備する予定だ。韓国軍は、統営に商用の魚群探知機を納品した業者との契約を解除し、新しい製品を購入することとした。統営が新たなHMSを積むには、納品公告や契約者選定などのプロセスを経て2年、新たなROVを搭載するには超音波カメラを補完しなければならないため、約1年程度かかる見込みだ。
(引用ここまで)

 この統営という船、「最新鋭の救助艦」という名目であったにも関わらずセウォル号事故で使うことができなかったので、異常なほどに有名になってしまったのですよ。
 その理由はいつものお笑い韓国軍で、40年前のセンサーが取り付けられていたから。
 まともに建造されていて、かつ急行したとしても生存者の救助はできなかっただろうと思いますけどね。どっちにしろ。時間的な問題で。

 けっきょく、40年前のセンサーの代わりに搭載された魚群探知機は取り外されることが決定したそうです。
 で、ソナーに関しては将来的に装備するということでまずは戦力化しようと。
 なんでそんなに戦力化を急ぐのか。
 記事では「旧式艦では救助任務を行うのが辛いから」というようにアナウンスされていますが、違うと思うのですよね。
 これまで「目標としているスペックを満たしていない」ということで、韓国海軍は受領を拒否してきたのですよ?
 スペックを満たすことはできていない。それなのに受領しようと動き出している。

 その理由はこの船があまりにも有名になりすぎたところにあるのではないかと思われます。

・不正事業の象徴となっている。
・そのためセウォル号事故に間に合わなかった。

 戦力化しないかぎり、このふたつを延々と言われ続けることは目に見えている。
 なので戦力化して沈静化を図ろうということですね。
 本来の性能を出せようが出せまいが関係なく。

 ま、しょぼい話ではあります。