大韓機遅延騒動、副社長辞任するも事態収まらず(朝鮮日報)
大韓航空副社長、離陸遅延騒動の責任取り辞職(朝鮮日報)

 大韓航空機の離陸遅延騒動をめぐり「越権行為」との批判を浴びた趙顕娥(チョ・ヒョンア)同社機内サービス総括副社長(40)が9日に辞職した。

 大韓航空の関係者は「趙副社長が9日午後、父親の趙亮鎬(チョ・ヤンホ)韓進グループ会長に辞意を伝えた。趙会長は役員会議を開いてこれを受け入れ、退陣が決まった」と語った。
(引用ここまで)

 このニュースを伝えた際には「両班はなんでもできる。韓国最強のモンスターなのだ」という話をしました。
 両班は下の者になにをしてもいいし、どんな行動でも許されると。
 でも、今回は辞任に追い込まれてしまった。

 実は韓国には両班が傍若無人に振る舞える一方で、両班を叩けるようになったらとことんまで叩くという風習もあるのです。
 土着の仮面劇であるタルチュムにも「士大夫」(両班)をやりこめるという演目があります。

 中韓共通のことわざに「水に落ちた犬は叩け」というものがあります。まさにこの状況を表していますね。
 ただし、それでなにか変わるわけでもないですけどね。韓国の上層以外の人間に多少のカタルシスを与えて終了です。
 時々、こういったガス抜きがあるからこそ韓国は社会としてなり得ているのだろうなと。

 もっとも、この副社長も職務から引くとか言ったからって、実際には副社長も役員も解任されているわけでもなし、痛くも痒くもないでしょう。
 記事にもあるように……
 趙副社長は「機内サービスおよびホテル事業部門総括副社長」の職から退くが、大韓航空副社長の肩書や登記理事の地位は維持する。また、系列企業3社(KALホテルネットワーク、ワンサン・レジャー開発、韓進観光)の代表理事(代表取締役)も引き続き務める。これに対して「業務復帰を前提にしばらく職を空けるだけ」という批判が上がっている。厳しい世論をかわすためいったん退いたが、またすぐに業務を受け持つということだ。
(引用ここまで)

 ほとぼりが冷めた頃合いを見計らって、また業務を再開するか、最悪でも違う部署に入るだけでしょうね。