与野党、国政調査と年金改革の時期めぐって対立(東亞日報)
李前大統領「資源外交の成果は5−10年見守る必要ある」(中央日報)

 ぱっと記事タイトルからは分からないのですが、東亞日報のほうの記事は「イ・ミョンバクのやった資源外交に国政調査をかける」ということを書いています。

与野党の代表と院内代表が参加した「2+2」会談で主要懸案問題で合意を取り付けた翌日の11日、公務員年金改革の時期や海外資源開発に関する国政調査の範囲を巡って与野党執行部が再び対立した。大筋の合意がなされただけで、詳細内容を巡る交渉は相当の曲折が予想される。 (中略)

また海外資源開発の国政調査は、李明博政権下で進められた事業に集中しなければならないと主張した。同党の洪永杓(ホン・ヨンピョ)議員は、「海外資源開 発が国民と国家の未来のためのものだったのか、さもなくば李前大統領兄弟と当時の政権中枢の利益のためのものだったのか究明しなければならない」と強調し た。
(引用ここまで)

 で、そのことと「公務員年金改革」をバーターにして国会運営しようとしているのですね。
 野党側は「資源外交の国政調査」で、与党側は「公務員年金改革」と。
 野党側は「イ・ミョンバク政権下でのの資源外交だけをチェックする」と言っていて、与党側は「ノ・ムヒョン政権、金大中政権時のものもチェックしろ」と言っている、というようなところ。

 資源外交の行方をニラニラと見守っている楽韓Web的にはイ・ミョンバクがどうなるかが焦点になるところです。
 で、イ・ミョンバク本人も俎上にあげられそうな情勢であることを見て「資源外交は長いスパンで見てくれないと困る」と言い出した、というのが中央日報の記事ですね。
李前大統領に今週会った側近によると、李前大統領は政界で生じている資源外交論争に関し、「資源外交に使うお金を他のところで引き出して使ったわけでもな い」「資源外交の場合、投資が成果として出るには5−10年ほどは見守る必要がある」と話したという。「資源外交に投資するお金を他で引き出したり着服し たりのではなく、資源外交の特性上、投資額を回収する期間が長く、リスクも甘受するしかないが、野党が政治攻勢に出ている」という趣旨の不満だったとい う。
(引用ここまで)

 5-10年のスパンで見ろ、と。
 こちらのエントリで一覧にしているものを見るかぎりでは、ほぼ5年は経過しているように思えるのですが(笑)。
 特に韓国で一時期、「日本を出し抜いた!」って大騒ぎしていたボリビアの塩湖からリチウムを採掘する事業なんて、あと10年経とうが20年経とうが情勢が変わるようには思えないのですけどね。

 何度も言っているように韓国の大統領交代は易姓革命なので、すべてが否定されてなんぼなのですよ。
 当然といえば当然の措置なのですけどね。