銀行の支店、来年はさらに減少...大量の人員削減の可能性(聯合ニュース/朝鮮語)

今年通貨危機以降、最大規模に減少した銀行の支店が新年早々からより減少する見通しである。

定年延長などで高齢人員削減が困難銀行の立場では、深刻な人材正体を避けることができなくなった。最終的には大規模な希望退職などの構造調整が避けられないとの見通しさえ出ている。

18日、金融界によると昨年下半期から今年11月までに270社以上の店舗が閉鎖されている。1998年の通貨危機以降、最大規模の構造調整をしていた銀行で、来年初めから店舗統廃合作業が再開される。

国民銀行は、来年1月に14支店と3つの出張所、1つのプライベート・バンキング(PB)センターなど全18個の営業店を統廃合する方針である。昨年、42営業店を閉鎖したのに続いて、今回の統廃合によって国民銀行の営業店舗は1142となる。 (以下、各「第一金融圏」の店舗統廃合の話題。中略)

問題は支店が減る傾向に合わせて人材も削減しなければならないのに手をこまねいており、人材渋滞がますます深刻になっているという点である。

人材渋滞が最も深刻な国民銀行の場合チーム長・(部)支店長級の人材数が4800人余りに達し、係長・代理クラスの人材4100人よりもはるかに多いのが実情だ。他の銀行もていどの差こそあれど、深刻な人材渋滞を起こしている。



国民銀行のある幹部は、「同期の中で支店長に出る割合が20%にも満たないほど人材渋滞が深刻だ」とし「銀行内で仕事すら割り当てられていない50代の人材が少なくないのが実際だ」と述べた。 (中略)

しかし、「雇用創出」を国政運営の第1の課題で掲げている政府の政策に対抗するのは容易でないうえ、定年延長を法で強制的にするほど、高齢者の雇用に気を使う社会の雰囲気上、大規模なリストラなどを断行するのが容易ではない判断である。

ある都市銀行の役員は、「金融業界からリストラを断行すると、雇用の砦が崩れるのと同じこと」と「気軽にリストラをできる銀行は、おそらくないだろう」と述べた。

しかし、最終的には、大規模な名誉退職などを断行するしかないだろうという見通しも出ている。
(引用ここまで)

 韓国の第一金融圏とされ、エリートの就職先としてピックアップされてきた都市銀行が店舗統廃合とそれに伴うリストラを断交せざるを得ないような状況になっているというお話。
 ここのところ、ずっと金融業界は不況が続いています。
 個人的にはメガバンクへと収斂される前段階かなぁという気もしているのですが。

 ところで人材渋滞というのは日本語でなんと訳せばいいのか不明だったのでそのまま書いてみたのですけどね。
 日本でいえば「バブル時代の大量雇用で現在の雇用が脅かされている」……みたいな感じなのですが、この現象に特別な名称って日本ではないですよね。

 で、50歳以上になったらこれまではバンバン肩叩きされていたのだけども、現政権下では高齢者の雇用を守ろうという話になっていてそれができない。
 でも、そのせいでリストラが増えてしまうという。
 けっきょくのところ、やっていることはなにも変わらないような(笑)。

 「名誉退職」だとそれなりに退職金も上乗せされるので、リストラで刈られるよりはそっちのほうがマシだという考えかたもあるようで。
 ま、どっちにしたって韓国の経済状況っていうのは高齢者の雇用を守り切れないっていう状況なのですよね。
 それが金融業界であってですら。
 行き詰まって日本支社で裏金作りとかしなくちゃいけないような状況なのです。

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倉都 康行
ダイヤモンド社
2014-10-27