ソウル市のすべての中・高校に『親日人名辞典』配布(ハンギョレ)

 ソウル市教育庁が管内の中・高等学校に『親日人名辞典』を配布する。ソウル市議会は19日に本会議を開き、民族問題研究所が出版した親日人名辞典(3 巻)をソウル地域の中・高等学校585校に配布する事業を含む「2015年度ソウル市教育費特別会計歳入・歳出予算案」を通過させた。キム・ムンス ソウル市議会教育委員長(新政治民主連合)は教育委予算審査過程でソウル市教育庁の同意を得て、1億7550万ウォン(1ウォンは約0.1円)を増額して ソウル地域の中・高等学校に親日人名辞典を普及させる「親日清算教育活動支援事業」を含ませた。

 ソウル市教育庁が市議会の要請で調べると、親日人名辞典を備えた学校はソウル地域全体で381ある中学校のうち47校、同315ある高等学校のうち64 校だった。今回の事業で親日人名辞典を新たに備える学校は、ソウル地域全体の中・高等学校696校のうちすでにある学校111校を除く585校(84%) になる。

 民族問題研究所が2009年に出した親日人名辞典は朴正煕(パク・チョンヒ)元大統領、キム・ソンス『東亜日報』設立者、チャン・ジヨン『皇城新聞』主 筆らを親日者に指名し子孫と保守団体の反発を呼び起こした。親日人名辞典は1セット3巻で全988ページに達し30万ウォンで販売されている。ソウル市議 会教育委は独島(ドクト)公演観覧など独島愛の教育事業予算も3億6千万ウォン増額した。
(引用ここまで)

 韓国にも一級市民と二級市民という制度ができるのも、もう間もなくですかね。
 「素性のいい」一級市民と、「チニルパ(親日派)」を先祖のどこかに持つ二級市民。
 経済的な上下葛藤はすでにあるので、それをごまかすためにこんな区分もできるかもしれません。
 もう、パク・クネ政権下でなにをやられたところで驚きには値しないですわ。本当に驚くとしたら戒厳令復活くらいですかね。

 んで現在のソウル市長はかなりヒダリがかった人物でして。
 それもあってこの親日人名辞典の配布という行動に出たのでしょう。
 保守派の多くがチニルパに連なっているので、その批判のための道具としているのですよね。

 ただ、この行為が本当に恐ろしい行為であるということを理解しているんでしょうかね?
 表現の自由があるので、誰がチニルパであるかをピックアップしても罪になることはないでしょうが(……とも言い切れませんが、現状の韓国は)。
 親日人名辞典の存在をソウル特別市が裏書きしているってことなのですよね。
 究極的には「公的に認められた文書」となることすら考えられる。
 連座制の復活ですよ……というか、もうすでに親日反民族財産没収法があるからなんの不自然さもないか。

 もうすでに連座制を受け入れる土壌はできているのだから、あと一押しってところですか。
 こういう面で見てみても、やっぱりディストピアだよなぁ……。