旅客船沈没:うそ証言の偽ダイバー無罪、判決に批判も(朝鮮日報)

 旅客船「セウォル号」沈没事故の直後にテレビ番組に出演し「政府が(救助活動に当たる)民間ダイバーの活動を妨害した」という虚偽の主張をしたホン・カヘ被告(27)に対し、無罪判決が下った。

 ホン被告は昨年4月18日、MBNテレビの番組に出演し、虚偽の内容の発言をして海洋警察の名誉を傷つけたとして、「情報通信網利用促進および情報保護 などに関する法律」違反罪で起訴された。だが、光州地裁木浦支部刑事2部(チャン・ジョンファン裁判官)は9日、ホン被告に無罪を言い渡した。

 ホン被告はセウォル号沈没事故が発生した翌日の4月17日、全羅南道珍島郡の彭木港にやって来た後、民間ダイバーを詐称してテレビ番組に出演し「海洋警察が民間のダイバーによる救助活動をやめさせ、適当に時間をつぶして帰るよう指示した。海洋警察が支援するとしていた装備や人員は全く足りていない。仲間 のダイバーは(セウォル号の)壁越しに生存者の声まで聞いている」と主張した。ホン被告は当時、バスで彭木港に到着し、MBNのプロデューサーに対し「現 場の状況は放送内容と異なる」として、インタビューを求めた。これについてチャン裁判官は「ホン被告のカカオストーリー(ソーシャル・ネットワーキング・ サービス〈SNS〉の一つ)の書き込み内容やテレビ局のインタビューは、救助作業に積極的に臨まなければならないという趣旨だと考えられる。虚偽の事実だ と認識したと考えるのは困難で、海洋警察の名誉を傷つけたとも考えられない」と説明した。 (中略)

 ホン被告は当時、自らの発言で物議を醸したのを受けて行方をくらませた後、4月20日に警察に自首し、翌日に逮捕された。ホン被告は「ツイッター(簡易 投稿サイト)に出ている内容をそのままインタビューで話した。民間のダイバーと一緒に活動していたのは事実だ」と供述したが、警察が韓国産業人材公団に確 認したところ、ホン被告は潜水士の資格を有していなかったことが分かった。
(引用ここまで)

 沈没事故当時からけっこうな騒ぎになっていた話ですね。
 「ダイバーたちは『生存者の声を聞いた』と言っている。それなのに海洋警察はなにもしていない」という嘘をついて、現場と報道を混乱させた人間です。

 その他にも「中に乗っている人からカカオトークで『助けて!』って呼びかけられた」とか騒いでいた人もいました。
 こちらももちろん嘘。
 当時、それをもって楽韓Webでは「韓国人は正直なのですよ」という話をしましたっけね。

 で、このデマをインタビューで拡散した女性というのは東日本大震災の時にもインタビューを受けていた(シンシアリーのブログの当該エントリ)ということで。

 時々、こういう人がいるのですよ。
 なんかのタイミングで注目されてしまって、それからそのスポットライトが欲しくてしかたがなくなるという人間が。
 で、そのためにわざわざこういった嘘をついて注目を集めようとするという。
 イソップ寓話でいうところの狼少年みたいなものですが。
 原因はちょっと違いますが、八百屋お七なんかもその類型ですかね。一種の病気です。

 で、その人間が無罪になったとのこと。
 判決文は「本人の中では虚偽ではないということになっているので無罪」ということのようですが。
 婉曲に「アレだからスルー」って言っているのと同じですわ。
 責任能力がないってことですよ、これ。