韓国人による仏像窃盗対策にも有効…脚光浴びる「3Dプリンターでレプリカ文化財」の取り組み(産経新聞)

 文化財の盗難が後を絶たない中、「3次元(3D)プリンター」で文化財のレプリカを作って盗難に備える取り組みが注目されている。3Dプリンターを使え ば実物そっくりの品が安価に作製できる。過去に大規模な盗難被害に遭った和歌山県では、博物館と工業高校が連携して3Dプリンターで仏像のレプリカを作製 し、寺院に安置する活動を進めている。韓国人による仏像窃盗が相次いだ長崎県対馬市でもレプリカを寺社に置くことを検討。銃の作製など悪用も懸念される 3Dプリンターだが、用途はますます広がっており、歴史的な“お宝”を守る方法としても期待されている。 (中略)

 長崎県対馬市では26年11月、寺から仏像などが盗まれる事件が起きた。盗み出されたのは市指定の有形文化財「誕生仏」と大般若経360巻で、総額約1億1千万円相当。韓国人5人が逮捕され、窃盗品も取り戻されたが、一つ間違えば大損害だった。

 対馬では24年10月にも韓国人らによる同様の窃盗事件が起きている。このときは神社と寺から盗まれた国指定重要文化財と県指定有形文化財の仏像計2体が韓国に持ち込まれた。

 盗難事件を受け長崎県は、地域住民らと話し合った上で文化財を博物館で預かることなどを検討している。預けた寺社や個人については、代わりにレプリカを渡すことも検討する。
(引用ここまで)

 いいですね。
 個人向けの3Dプリンターでも0.07mmとか0.05mmの樹脂であればけっこういい感じになります。
 こういうところで持っている3Dプリンターであればさらに精細な造形ができるんでしょう。
 楽韓Webでは前から語っているのですが、もうお祭り等の儀式以外のシーンではレプリカを展示する以外に手はないのですよね。

 ……と、ここまで書いて「あれ、このニュース前に書いたような気がするな」と思って過去エントリをチェック。
 ありました。

頻発する文化財盗難から仏像を守るためにレプリカを展示する寺も……

 和歌山ですし、間違いないでしょう。
 試みがうまくいっているようでなにより。

 リンク先の記事には仏像の画像もありますが、木造の風合いがよく出てますね。
 もう一枚の画像は3Dプリンターで出力しただけのものもあって、ここからしっかりと表面処理や造形、塗装をがんばってやっていることがよく分かります。
 がんばってほしいですね。

3Dプリンターで起業にかかるコストを最低限にする……というお話
MAKERS―21世紀の産業革命が始まる
クリス・ アンダーソン
NHK出版
2012-10-25