中国に「反感」7割、でも個人には好意的 ネット調査(朝日新聞)

 中国や韓国という「国」に悪いイメージを持っている日本人は多いが、顔が見える「個人」としての中国人や韓国人への印象はそれほど悪くない。国立情報学研究所やソウル大などのチームが、約3500人にアンケートし、そんな論文をまとめた。 (中略)

 両国への印象は、「反感」があると答えた人が、中国に対しては72%、韓国では40%いた。「好意」は中国では11%、韓国では34%にとどまった。

 国籍取得を申請している中国人と韓国人の男性がいるとの想定で、どう扱うべきかを尋ね、「個人」に対する印象も調べた。年齢や出身地、学歴のほか、語学講師や技術者といった職業の情報を含む具体的な仮想の人物像を、アジア人男性の顔写真とともに示した。

 すると「承認すべきだ」と答えた人が、中国人に対しては44%、韓国人で48%にのぼった。「却下すべき」とした人は、中国人では14%、韓国人では 12%にとどまった。地域のお祭りに参加するなど、日本社会に溶け込もうとしている人は、そうでない人より「承認」の割合が約6ポイント高かった。

 内閣府は先月、中国と韓国への「親近感」がいずれも過去最悪になったとする世論調査結果を発表している。小林さんは「抽象的な『国』に対する印象は悪く ても、個人としての外国人をみる国民の目は冷静だ」と話す。論文は「ソーシャル・サイエンス・ジャパン」誌で先月、発表した。
(引用ここまで)

 また記事タイトルが偏向しているなぁ。
 最初の段落の「個人としての中国人や韓国人への印象はそれほど悪くない」っていうのもミスリードだし。
 「個人には好意的」とか「印象は悪くない」ではなく、統計の中味を見たら「個人に対しては個々で判断する」っていうだけの話。

 個人に対しては個人として個々で評価する。
 でも、国は嫌いっていうほうがむしろ救いがないと思いますけどね。

 中国の反日デモに見られたような「日本に関係しているものは日本料理店も日本車もすべて破壊」とか、パク・クネみたいに「ニホンガー」を延々と言い続けている、あるいはヘイトスピーチを垂れ流している輩であれば「ああ、衝動的な行動だな」ってことになります。
 あまり頭を使っていないがゆえの行動。むしろ分かりやすい。
 他に標的ができればそっちに向かうでしょうし、スルーするだけでもいい。

 でも、この記事にある日本人のように「帰化を承認すべきかどうかは個人個人の資質で判断する」っていう冷静な判断をしていて、かつ「それでも国は嫌い」って言っているってことは、ちゃんとものを考えて、きっちりと判断した上で嫌いなのですから。
 もうとりつく島がない。
 「国として嫌いなので静かに不買運動」まで行ってしまうのですよね。
 マッコリの輸入量急減は単に飽きられたという側面も多いですが、「静かな不買運動」の成果が実際に見えていますし。

 このあたりが日本人の怖いところだと思うのですけどね。
 微笑んでいるけど、そのまま二度と来ない。口コミで悪評が広められている。
 激昂せずに、ただすっと離れる。
 この調査からはそういう日本人の傾向がきっちり見えていますよ。

 朝日新聞がこの調査から「好意的」って書けた理由がさっぱりです。こんなんでミスリードできるとでも思ってるんですかね?

朝日新聞 世紀の大誤報
池田 信夫
アスペクト
2014-12-01