米「韓日の歴史問題は対話で解決を」(朝鮮日報)
 米国務省のハーフ副報道官は同日、ワシントンD.C.プレス・ビルを自ら訪れ、海外メディアの記者らの質問に答えた。

 ハーフ副報道官は韓国人記者たちの相次ぐ質問に「歴史問題は実に複雑な問題だ。米国は域内の国々が対話を通じて透明かつ開かれた方法で歴史問題を話し合うことを望んでいる。歴史問題についてはよく分かっているし、解決が容易でないことも知っているが、共通の目標を持つ2つの同盟国が関係改善できることがあるなら、それはすばらしいことだ」と述べた。
(引用ここまで)

 相変わらず韓国としては「大国であるアメリカは日本に対して正義の鉄槌を振るうべき」という考えなのでしょうね。
 記者側からの質問がどのようなものだったか、記事からは分からないのですが、毎度毎度お馴染みの「日韓間で歴史問題があるが、アメリカはどのように対応するのか」というアレでしょう。

 去年の3月には、日米韓の3者首脳会談についてこんなやりとりがありました。

Daily Press Briefing - March 14, 2014

 ちょっと面白いので日韓間の部分についてのみ訳してみましょうか。

Q.「ハーグでの空き時間中に米韓の三者首脳会談は行われるのでしょうか」
A.「なにもアナウンスできることはありません。我々は日韓間で問題を解消していただきたいと考えています。和解へのステップを踏んでもらえるように支援し続けたいとは考えています。しかし、私たちは両方の国の親しいパートナーではありますが、調停者ではありません」
Q.「首脳会談に向けてなんらかの努力はしていますでしょうか」
A.「二国間の和解がどのようなものになるのか我々からは提示できません。対話することがよいと考えてはいます。たいていの場合、会談はどのようなものでもよいものとなるでしょう。しかし、なんら決まったことはありません」
Q.「いまの質問を受けての質問です。日韓間で次官級会談は行われていますが、韓国側次官は『首脳会談が行われるためには日本側から第二次世界大戦時の行動について償いが必要である』と述べています。(日本側に償いの)行動をとらせるためにアメリカ政府はどのような行動がとれると考えていますか?」
A. 「我々は両国に和解のための対話を行うよう促しています。実際のところ、これは両国間の問題なのです。どのようにあるべきか、どのようになるべきか直接の対話を通じて決めるべきことがらだと考えます。ですが、大まかにいって我々は両国間が過去の問題についてどのように前進していくべきか、対話できるように促しているといえるでしょう」 
Q.「質問なのですが」
A.「ちょっと待ってください。それは……」
Q.「さきほどの質問とは関係ありません」
A.「分かりました、続けてください」

 といった感じ。最後の他の記者とのやりとりは「もういい加減にしてくれないかな」という気分が見えてきて面白いですね。
 そして、ほぼ1年後の今回の記者会見でも同じような質問があったことは想像に難くありません。

 引用部分を見ても分かりますが、答えもほぼまんま同じ。
 韓国からは「アメリカは調停者になるべきというか、韓国が日本に対して求めている行動を行うように日本に強力に圧力をかけるべき」という考えが前提にあって、アメリカからその言質を取ろうと繰り返し繰り返し同じ質問をするのですが、当然アメリカ側からそんな言葉が得られるわけもなく。
 「二国間で対話してください〜」って言われて終了。

 ほぼほぼコントですね。天丼(お笑い用語)です。

 そもそもがあれだけ中国に対して傾いている状況なのに、日韓間の話だけアメリカを頼ろうとか都合がよすぎるでしょ。
 自分たちの認識ではいい感じで両天秤かけているつもりなのでしょうけども。
 周囲はそうは思っていないってことですよ。