対日関係 新しい出発の年に=韓国外交部長官(聯合ニュース)
韓日協議 「建設的な意見交換あった」=韓国局長(聯合ニュース)
 韓国外交部の尹炳世(ユン・ビョンセ)長官は19日、朴槿恵(パク・クネ)大統領への今年の業務報告後に行った内外記者会見で、日本との関係改善について、「今年は(国交正常化から50年の)意味深い年であるため、両国が絆(の強化)に向け新しい出発をする契機になることを望んでいる」と強調した。ただ、日本側のさまざまな動向は十分な環境を整えるものと見ることができないため、環境をしっかり整備し首脳会談を成功させたいとの考えを示した。

 また、いわゆる「竹島の日」の記念式典が開かれる2月から靖国神社の秋の例大祭がある10月までを「韓国の立場が非常に厳しい時期」とし、「(日本が)韓国国民の痛い傷に触れるスケジュールがあるため、こういうことを繰り返さないことを期待している」と述べた。

 旧日本軍の慰安婦問題については、「(外交当局の局長級)協議で進展があると、ほかの難しい問題にも良い効果が波及するのではないかと期待する」とし、局長級協議での進展に期待に寄せた。
(引用ここまで)
 韓日両政府は19日、旧日本軍の慰安婦問題などを話し合う局長級協議を東京の外務省で開催した。

 協議は6回目で、昨年11月以来、約2カ月ぶり。韓国から外交部の李相徳(イ・サンドク)東北アジア局長、日本から外務省の伊原純一アジア大洋州局長が出席した。

 李局長は協議後、「相互に意味のある建設的な意見交換、協議があった。今後、協議の進展に向け相互に努力を続けることにした」と明らかにした。

 慰安婦問題の解決策に関連して意見交換があったかを問われると「最終的な解決に向けて会う場であるため、そのような観点で理解すればいい」と述べた。
(引用ここまで)

 首脳会談の環境を整える、というのはパク・クネが言うところの「日本は変化をしろ」=慰安婦問題を前進させなければならない、ということですね。

 いまだに「2月の竹島の日までは日韓関係のゴールデンタイム」という考えかたをしているようで。
 竹島の日が2月22日。政府からなんらかの形で人間が派遣されるのはこれまでの慣例からもまず間違いないところ。
 とすると、それまでにパク・クネがいうところの前提条件、すなわち「慰安婦問題に誠意ある問題解決をする態度」を日本側に取らせないと終了。
 2月までになんとかするつもりがあるんだったら、もはや局長級会談とかやっている場合じゃないと思いますけどね。 

 で、その局長級会談ですがほぼ毎月行われていたのですが、12月の協議は韓国側がなんだったか覚えていないくらいにどうでもいいような理由でキャンセルされています。
 今回は「意味のある建設的な意見交換ができた」だったんですって。これは外交用語で、翻訳するなら「成果はなし。次回協議はする」くらいのものですかね。
 外務省にもプレスリリースがあるのですが、ちょっと面白いです。

日韓局長協議の開催(結果)  - (外務省)
 本19日午後,伊原純一アジア大洋州局長は,李相徳(イ・サンドク)韓国外交部東北アジア局長との間で日韓間の諸課題に関し,幅広く協議を行いました。

 両者は,局長間の協議を今後も継続し,様々な諸課題について引き続き議論を続けることとしました。次回協議の具体的な日程については,月一回を目途に開催すべく今後調整していくこととなりました。
(引用ここまで)
 これ、全文です。
 どれだけ成果がなかったのかよく分かりますね。

 それもそのはずで、韓国側としては慰安婦問題で日本を跪かせてすべての条件を飲ませたいのです。
 道徳性で勝る国が劣る国に当然の義務を課しているのですから。
 でも、日本側にはそんなものに従う義理も緊急性もない。
 なので局長級という事務協議だけは続けて、対外的に「協議はしてますよー」という外面だけを見せていればいいのです。

 で、竹島の日になれば政府から誰がしかが送られて終了でしょう。
 つまり、2月になるであろう次の局長級会談が最後の機会になるわけですが、それで一気に韓国の望むような「解決」があるかどうか。
 ま、もうちょっと見守るだけですかね。