K-11複合小銃、発射中に亀裂が生じる...陸軍による隠蔽疑惑も(KBS/韓国語)
これまで問題が多数報告されているK-11複合小銃、今回は射撃制御装置に亀裂が生じ、納入を停止しました。
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陸軍がこの事故を隠蔽したという疑惑が起きています。
ソ・ジヨン記者が報道します。

<レポート>
防衛事業庁は22日、K11ライフルの射撃制御装置に亀裂が発見され、納入を中止したと発表しました。
しかし、この亀裂は4ヶ月前の昨年9月に発生したものと明らかになりました。
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6千発を撃たなければならない耐久性実験で4800発を撃った後、射撃制御装置の接続部にある上部ネジがゆるみ、亀裂が生じたものです。
13回(訳注:5.56mm弾と20mmグレネードを交互に撃って1回扱い)を撃った別の小銃でも同様の問題が確認されました。
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陸軍は、その後の納入を停止しておきながら、二週間後の昨年11月公開試演会では、当時の議論がされたグレネードの撃発装置に異常があるかのみを実験しました。
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このため、軍が射撃制御装置亀裂を4ヶ月もの間、隠蔽しようとしたという指摘が出てきます。

<録音>キム・デヨウン(韓国国防安保フォーラム):「制御装置は、K-11複合小銃の核心装備であるが、野戦配置以降にどのように処理するか心配です」

防衛事業庁は設計自体の欠陥ではなく、生産過程においての問題と見られると釈明しました。

<録音>キム・シチョル(防衛事業庁のスポークスマン):「過去には発生しなかった亀裂が発生したことについて、生産過程で問題があると見ているが、さまざまな可能性を念頭に置いて分析中です」
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銃内部でのグレネード爆発と撃発装置異常をはじめ、K-11複合小銃で欠陥が発見されたのは今回が4回目となります。
(引用ここまで)
 これまで装填されたままのグレネードが2回暴発したことと、撃発装置に磁石を近づけただけでグレネードが爆発するという不具合を起こしていたK11複合小銃がまた問題を抱えたそうです。
 6000発撃つまでは大丈夫という保証だったはずなのに4800発で亀裂が生じた。別の個体ではグレネードを13回発射しただけで亀裂を生じたと。
 で、さらにそれを陸軍が隠蔽していたのではないかという疑惑もあるそうで。
 まあ、これだけ不具合が続くと隠したくもなるのでしょうが。

 それよりもちょっと面白かったのがこの画像。

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 K11複合小銃は時限式のグレネードを発射して敵の頭上で爆発させて、敵を無力化するという特性がありまして。
 それを示すためのデモなのですが。あ、これは例の「磁石を近づけてももう大丈夫ですよ」というデモの様子なのだそうです。
 一応、デモは成功していて的の上で爆発しているのが分かります。

 でも、その的がベニヤ(笑)。
 ベニヤだけじゃなくて、人型もペンキで一筆書き。
 工作部隊の精度が推し量れますね。