韓国:李前大統領回顧録「慰安婦問題解決は9合目越え…」(毎日新聞)
慰安婦問題 日本首相の謝罪で合意していた=韓国前大統領(聯合ニュース)
 韓国の李明博(イ・ミョンバク)前大統領が2月に出版する予定の回顧録で、従軍慰安婦問題について、2012年11月の日韓首脳会談で最終的に解決することで合意していたが、会談数日前に野田佳彦首相(当時)が衆院を解散したため合意できなかったと明らかにしていることが分かった。水面下の協議は李前大統領の側近と、斎藤勁官房副長官(同)が行い、「慰安婦問題の解決は9合目を越えていた」という。合意事項は、(1)野田首相が元慰安婦に謝罪の手紙を送る(2)日本政府の予算で元慰安婦に補償をする−−との内容だったとしている。

 野田前首相は昨年1月、毎日新聞のインタビューで、斎藤氏の韓国側への提案について「僕が認めて、これでやれといった話ではない」と述べ、合意直前だったとの報道を否定している。

 李前大統領は回顧録で、12年8月の竹島(韓国名・独島)上陸について、上陸の4日前に青瓦台(大統領府)で開いた会議で、「上陸すれば竹島が紛争地域との印象を与えてマイナスだ」との意見も出たが、「静かな外交はこれ以上意味がない」と考え、決行したと記述。就任前から大統領任期中に行くべきだと考えており、11年8月にも上陸を検討したが悪天候で延期したという。

 天皇陛下への謝罪要求発言に関しては、日韓のメディアが李前大統領の意図を曲解して報道したと批判。天皇陛下が12年12月、別所浩郎駐韓大使を通じ、「日韓相互の友好関係が深まることを望む」との立場を李前大統領に伝達してきており、天皇陛下との間では誤解はない、と受け止めたという。
(引用ここまで)
大統領の時間


 韓国では「野田政権では慰安婦問題が解決寸前まで行っていた」という話がまことしやかに語られていまして。
 それが2012年の11月で解決される予定であったという話が出ています。
 正直、ありえない話だと思いますね。

 イ・ミョンバクによる「天皇謝罪要求」があった後。
 日本人から韓国への容赦が一切なくなったあとのことです。
 もし、本当にこの「解決案」が政府から出されていたら、民主党本部が焼き討ちされていても不思議がないレベル。下手をしたら野田が刺されるくらいの事件があったかもしれません。
 鳩山や菅であればともかく、民主党の中では現実派だった野田がこれを推進していたとはちょっと思えませんね。

 実際、日経新聞のインタビューで野田はこの話を否定しています
 官僚レベルでは提案があったのかもしれませんが、そんなもんは知ったこっちゃない。 

 で、なんでそんな話が行き交っているのかという話ですが。
 韓国では安倍政権を悪であると認定しているので、その前の政権である野田政権は無条件に善なのです。
 ……いや、ホント。
 イ・ミョンバクの竹島上陸と天皇謝罪要求、そしてそれに続く親書突っ返しで日韓関係は修復不可能なレベルに瓦解しましたが、それが野田政権相手に行われたことを忘れているのですよ。
 彼らは記憶の上書きならお手の物なので。

 その善である野田政権は慰安婦問題を解決しようとしたのだけども、悪である安倍政権によって追われてしまったというのが韓国にある図式。
  韓国の中では理解されやすい図式なのですよね。

 それと「天皇陛下との間では誤解はない」って受け止めているそうですわ。誤解……ねぇ。
 ま、イ・ミョンバクと日本国民の間には誤解はまったくないと思いますよ。日韓関係を一気に30年は進めてくれた功労者ですからね。 
 楽韓Web的に勲章を差し上げたいほどです。

 この回顧録は読んでみたいけどなー。