【社説】国政乱脈これほど深刻なのに、前・現職大統領が争う時か=韓国(中央日報)
李明博前大統領回顧録に公務上秘密漏洩の疑い(ハンギョレ)
チョン所長は「李前大統領は秘密記録物をすべて指定記録物に指定しているが、大統領指定記録物には秘密記録物と秘密でない記録物が混ざっているため、指定記録物を閲覧する人も秘密取り扱い認可権者でなければならない」と付け加えた。また「退任して2年しかならない前職大統領が秘密に該当すると見られる懸案をあちこちで直接引用して書いたのは非常に不適切だ」とした。敏感な事案を素材にした首脳間の非公開対話などは合意の下で公開したり、秘密にして30年後に公開する場合が多いためだ。

 こうした内容は当時公開の場で確認され広く知られた内容でもないため、公務上秘密漏洩に当たるという指摘もある。ある検察関係者は「事案が発生した当時の議事録や談話などを通して公開された事実を除き知らされなかった内容は、当時も退任した今も公務上秘密に該当する。これを回顧録に書いた行為は公務上秘密漏洩」と話した。参与政府(盧武鉉政権)で大統領府記録管理を担当したイ・ヨンナム韓神大学教授も「大統領の職務上で得た秘密を本に書けば刑法の公務上秘密漏洩罪の他、大統領記録物管理法違反や公共記録物管理法の秘密漏洩に該当することもある」とした。

 今回の事案が捜査対象になる場合、回顧録内容に大統領記録物が具体的にどう反映されたのか、そうした内容が別途の秘密記録物と指定されたり事実上の秘密とみなすことができるのかが争点になるものと思われる。キム・ドゥウ元首席はこの重大な課題に対し「法違反事項がないよう執筆作業をしたと考える」と話した。
(引用ここまで)

 イ・ミョンバクとパク・クネは一応、同じ与党であるセヌリ党所属。なのでこれは党内での諍いのはずなのですけどね。
 3年目になろうとするところですでにスーパーレイムダックとなったパク・クネを「水に落ちた犬」と認定したからこそ、こういった回顧録を書いて逆転しようと考えているのでしょう。
 すでに党内の主なポストは反パク・クネ派は掌握しているということも影響しているようです。

 このままパク・クネがスーパーレイムダックからスーパーレイムダック2に進化したら、来年の春に予定されている総選挙でも大敗は見えていますから。
 それまでに「大統領はああだけども、国会議員は違いますからね」という実績を作っておきたいのでしょう。

 そのあたりのパワーゲームの結果として生まれたのが、この『大統領の時間』ということですかね。
 今月からはイ・ミョンバクの資源外交に関して国政調査が入ることも決定しているので、それに対しての予防線もあるのではないかと思われます。

 で、その回顧録で暴露されている中味が機密漏洩罪に当たるのではないかという話題が出てると。
 まあ、「北朝鮮の使者が4人来て、南北会談を断ったら全員帰国後に殺された」とか、「アメリカに『通貨スワップ協定してくれなかったら米国債売ったるで』って言ったった」だのバンバン書いてたらそりゃ機密漏洩にもなりますわ。

 以前に「パク・クネがなにも分かっちゃいないから必要なんだ」って元大統領府広報主席秘書官が言っていましたが。
 そんな風に強気に出ていた広報主席が「法令違反がないと思う」みたいな弱気なのも面白いところ。
 もしかしたら伝家の宝刀が出るかもしれませんね。
 「行為は法律違反かもしれないが、その思想は正しい」っていう、遵法意識の欠片もないアレ。
 しかも自己申告式の。