【社説】韓国格下げ、拙劣で子どもじみた日本の対応(朝鮮日報)
 菅義偉官房長官や外務省サイドは、2カ月に1度行われる改定作業の一環とだけ説明している。これは、する必要もない釈明だ。日本政府は、なぜそのように変えると決めたのかについて「いちいちコメントはしない」としか言っていない。日本政府が最低限の背景説明すらしないのを見ると、あえてやったことと考えざるを得ない。

 「自由民主的基本価値」と「市場経済」は、韓国だけでなく、北朝鮮など一部の国を除き、現代国家においては憲法の骨格を成す基本精神だ。国連が韓国戦争(朝鮮戦争)に参戦した理由もこれだった。50年前に韓国と日本が、過去の被害・加害関係をひとまずおいて国交正常化を決断できたのも、こうした価値の共有が裏付けになっていたからだ。韓日関係が、さまざまな紆余(うよ)曲折を経てきたにもかかわらず、破局を避けることができたのも、この土台の上に立っていたからだ。韓日関係が良くない状況にあるとしても、日本政府のこうした措置は拙劣で、子どもじみたものにすら見える。

 現在の韓日関係は、国交正常化以降最悪といえるほどの状況だ。こういう時だからこそ、互いに相手を刺激する言動は慎まなければならない。安倍首相が2度にわたって朴槿恵(パク・クンヘ)大統領に親書を送ったのも、そういう努力の一環だったことだろう。しかし、「韓国格下げ」と受け止められるような日本政府の振る舞いは、表向きは関係改善を要請しながらも内心では別のことを考えているという印象を与えかねない。8月15日に合わせて出すという「安倍談話」への懸念も、さらに高まることは避けられない。日本政府は、今回の件についてもう少し率直に釈明すべきだ。
(引用ここまで)

 自分たちが日本を悪し様に言ったり、海外で告げ口外交を繰り広げるのは問題ない。
 でも、日本が韓国を悪く言うのは許さない。
 そんな子供じみた話につきあえなくなったというだけの話なのですけどね。

 自分たちが日本と価値観を共有しているのかどうか。
 果ては自らの国が民主主義国家なのかどうか。
 そもそものレベルから省みる必要があると思います。

 「1000年経っても被害者と加害者の関係性は変わらない」なんて思いこむのもけっこうですが、根本的に関係性を断たれる可能性があるってことに気づいたほうがいいかもしれません。
 もう、日本人の韓国人感というものが完全に変化してしまって、かつてのような甘えを許さない状況になっているっていうことを。
 2012年の8月15日、日韓関係は決定的なまでに変化したのですよ。
 イ・ミョンバクが天皇陛下を侮辱した瞬間に。
 それまでの日韓関係が終焉したというべきですかね。

 旧植民地が窮地に陥ったら手を差し伸べるのは旧宗主国の義務のようなものだったのです。
 だから、1997年の通貨危機の際にも邦銀は最後まで韓国を支え続けてあげた(そして、「日本が最初に見捨てたからだ」と嘘をつかれた)。  2008〜09年のリーマンショックの際にも7兆円規模のドルスワップを結んであげた(そして、「スワップ協定を結ぼうと呼びかけたのは日本だ」と嘘をつかれた)。
 でも、もう終わりなんだ。
 そんな関係性は終了して、「ただの隣国」になりつつあるということです。
 その経過地点が、今回の記述変更なのですよね。