【噴水台】我々の「ベル・エポック」はこのように終わるのか=韓国(中央日報)
「2020年の韓国の1人あたりの国内総生産(GDP)は4万5000ドル、世界で10番目に豊かな国に浮上」。(2006年1月、韓国産業研究院)

「2050年には統一韓国の1人あたりのGDP8万1000ドルとなり、ドイツなどを抜いて米国に次ぐ2位の富国に」(2007年1月、ゴールドマンサックス)

「2030年の韓国の1人あたりのGDPは5万6000ドル(購買力指数を考慮した数値)で、5万3000ドルの日本を上回る」(2011年10月、アジア開発銀行)

我々をときめかせた、今では口にするのも気が引けるバラ色の展望だ。半信半疑の人たちもかなりいたが、多くの人はできないことではないと感じた。年齢がある人たちは長生きして目にすることだと述べ、あまりにも早く生まれたと考えた。 (中略)

振り返ってみると、80年代後半から少なくとも昨年序盤まで韓国は希望の国だった。通貨危機で数年間は揺れたが、産業と文化の飛躍的な進展があった。ワールドカップ4強神話も生まれた。

もしかすると、後代の歴史家は87年の6・29宣言から2014年のセウォル号惨事までの27年間を韓国の「ベル・エポック」と記録するかもしれない。まだ開花もしていないつぼみのようであるにもかかわらずだ。悲しいことだ。子・孫の世代に本当に申し訳ない。
(引用ここまで)

 おや、だいぶしおらしいことで。
 差し迫ったことで、ようやく現実が見えてきてしまったんですかねぇ……。

 「eスポーツ(テレビゲーム)や数学オリンピックで上だから若い人材は日本よりも韓国のほうが明らかに上だ」とか言い続けてればいいのに。
 根拠のない自信を失った韓国になにが残されているんですかね。
 いや、なにも残されていないのですが。
 周囲が「構造を変えろ」と言い続けてきたのに、それを無視して外需だけの一本足打法でやってきたのですから。そのツケが回ってきたってことですよ。

 これは別に韓国経済が破綻するとかではないのですよね。
 スパイクの生えた肩当てに革ジャンを着て、バイクで「ヒャッハーっ! こいつ金なんて持ってやがるぜ!」みたいな世界にはなりませんよ。
 ただ、先進国寸前で成長が止まってしまい、かつ急速に高齢化社会になって、かつほとんどそのケアができないという、世界でも希有な例を見ることはできますが。
 まあ、こういう中進国となってから停滞していく……という国がこれから生まれていくと思うので、そのテストパターンにはなるのかもしれません。

 で、「あんな風にならないように、いまから福祉をあるていど充実させておくべきですよ」というテキストになるんじゃないかな。
 ブラジルとかベトナム、インドネシアにとって反面教師として貴重な存在になると思います。