【コラム】韓国の対米外交、力量試される安倍米議会演説(朝鮮日報)
 米議会が今月の安倍晋三首相訪米で演説の機会を与えたことをめぐり、外交関係者周辺が騒々しくなっている。一部にはこれを「韓国の対米外交の失敗」とする声もある。「なぜ韓国の外交官は阻止できなかったのか」と非難する人もいる。よりによって最も退行的な歴史認識を持つ安倍首相が日本の首相で初めてこうした栄誉にあずかろうとは、韓国人で歓迎されるはずがない。

 しかし、演説実現だけで「日本の成功=韓国の失敗」と考えるのは少々行き過ぎのようだ。日本もベイナー議長に「日米同盟の重要性」を強調し、全方位的なロビー活動を展開した。ベイナー議長がこれを受け入れるのを「ワシントンが韓日の歴史認識問題で日本の肩を持った」と解釈する根拠はない。メディアや市民団体ならともかく、政府レベルで他国首脳の演説を「肉弾阻止」することはそもそも外交目標になり得ない。そのような戦略はむしろ「韓国はやり過ぎだ」と受け取られるような逆効果にしかならない可能性が高い。ある元外交官は「(スポーツの)韓日戦でもないのに、ほかのすべての試合まで日本が負けるよう、どうにかできるはずがない」と言った。

 韓国の対米外交の真の成否は、安倍首相の米議会演説が実現するかどうかではなく、演説内容とそれに対する米国の事後評価で測るべきだ。米議員らが事前に日本側に「演説を契機に侵略戦争や植民地支配などに対し心から反省・謝罪する考えを明らかにせよ」とメッセージを送れば、歴史認識問題に関連する安倍首相の演説の内容は影響を受けざるを得ないだろう。どれほど多くの議員がどれだけ強い圧力を加えるかは、これまでの歴史認識問題に関する韓国の論理が米政府・民間に効率的に浸透していたのかを判断する尺度となる。安倍首相が歴史認識問題をあいまいに済ませた場合のワシントンの非難の激しさも、これまでの韓国外交がしてきた努力に比例する。韓国の対米外交の成績表が明らかになるまで、あと1カ月もない。
(引用ここまで・太字引用者)

 途中までは「安倍首相の演説を阻止しようとするのはやりすぎだ」みたいな論調で、読んでいて「ほうほう、韓国でもさすがにこういう考えかたをする人間もいるのだなぁ」と思っていたのですが。
 ……甘かった。

 「勝負は演説内容だ」
 「どうあっても演説内容に圧力を加えていかなければならない」
 「これは韓国外交の成績表だ」

  もう、これは韓国における一般的な考えかたなのでしょう。

 韓国の国会議長が演説阻止のためだけに渡米
 韓国外務省報道官が「歴史に反省を示せ」と言明
 新聞も社説で日韓関係のために「謝罪しろ」「村山・河野談話を継承すると言明しろ」

 なぜか安倍総理のアメリカ両院議会での演説が『日韓戦』と化してしまっている。
 日本もアメリカも与り知らないところで。

 思えばパク・クネが就任直後にアメリカ議会で演説していますが、その時にも「ニホンガー」をやらかしたのです。 
 その後、離米親中路線が明らかになっている。
 議会演説をするという外国首脳としては最高の栄誉を与えたにも関わらず、あっさりと裏切られたわけです。
 今回の日本の総理大臣としては初となるアメリカ議会演説はそのカウンターであるということも考えられるんじゃないでしょうか。 

 ま、こんなことで韓国の親中路線を止められるとも思いませんが、嫌がらせとしては充分に効果を上げているのは見ての通り。
 大統領に近いところに東アジア通がいるのかもしれませんね。