旅客船沈没:仏最高裁が原審破棄、韓国司法に不信感?(朝鮮日報)
 昨年沈没した旅客船「セウォル号」運航会社の実質的オーナー、兪炳彦(ユ・ビョンオン)元セモ・グループ会長=死亡=の長女ソムナ容疑者(49)について、フランス破棄院(司法訴訟の最高裁判所に相当)は1日(現地時間)、韓国に引き渡すよう判断した原審を破棄、控訴院(高等裁判所に相当)に差し戻した。AFP通信は「破棄院はソムナ容疑者を本国に送還すべきだとする原審を覆した。これは韓国政府の送還要求を見直すべきだという意味だ」と報じた。 (中略)

 ソムナ容疑者はデザイン会社「モレアル・デザイン」を経営、関連会社からコンサルティング費用の名目で48億ウォン(約5億2400万円)を受け取るなど、合計492億ウォン(約53億7100万円)相当を横領・背任したとされている。ソムナ容疑者はセウォル号沈没後に一時行方をくらませたが、昨年5月にパリのシャンゼリゼ通りに近い高級マンションで地元警察に逮捕され収監中だ。ソムナ容疑者は幼い息子が1人でパリで暮らしていることや、政治的理由により不当な裁判を受けるとして韓国送還を拒否、フランスで在宅起訴により裁判を受けると要求していた。 (中略)

 ソムナ容疑者の弁護団は、これまで韓国の裁判の公正性に疑問を呈してきた。保釈請求裁判でソムナ容疑者側は「韓国にはまだ拷問があり、死刑制度も存続している。ソムナ容疑者が韓国に戻れば人権を侵害される可能性がある」と主張していた。フランスには死刑制度がない。また、同容疑者側は「ソムナ氏はセウォル号沈没と直接関係がないのにもかかわらず、政治的なスケープゴートにされている。このため、同氏の弁護を引き受けようという弁護士もいない状況だ」と述べた。
(引用ここまで)

 セウォル号の実質的オーナーだったユ・ビョンオンの一族は、韓国に向かわされたらスケープゴートになってしまうだろうっていうのは、韓国をよく知っている人間の発言ですね。
 すでに長男は逮捕されていますし、おそらく財産は有無を言わさず没収されるでしょう。
 まあ、韓国では普通のことですね。

 ひとつ前の風刺画家への圧力もそうなのですが、本当に未開。
 こういう部分がパク・クネ曰く「各国によって事情は異なる」ってところなのでしょうが。 
 まさにそういうところが「価値観を同じくしていない」部分なのですよね。