【時論】米国の「ウォン切り下げ圧迫」理由ない(中央日報)
米国が韓国に加える為替レートの圧迫は妥当なのか。特定国が経常収支の黒字にもかかわらず自国通貨を低く評価すれば、黒字規模がより一層拡大して結果的に世界経済の不均衡を悪化させることになる。したがって経常収支黒字国の通貨切り下げ政策は適切ではないと言える。ところで韓国の経常収支の黒字は輸出増大によるためというよりは輸入縮小によるものだ。すなわち輸出は減っているが内需不況により輸入がさらに縮小して経常収支の黒字が発生したという点に注目する必要がある。

すると韓国の景気低迷はなぜ深刻化しているのか。周知の通り世界的不況に起因するところが大きいが、円安のためでもある。産業構造の類似性によって韓日両国の商品は国際市場で激しく競争する。ところで2012年10月基準の円の対ドル為替レートが50%以上切り下げられることによって韓国輸出商品の価格競争力が致命傷を受けた。 (中略)

ではなぜこのような状態がもたらされたのだろうか。それはウォン円為替レートが両国経済をまともに反映できないところから始まったのだ。したがってウォン円為替レートを正常に戻し、韓国企業が無理な構造調整から脱却できるようにしなければならない。 (中略)

日本経済がアベノミクス、その中でも大規模な量的緩和を通じて非正常的に円安に導く政策を選択することになったのは、こうした背景の中で理解できる。ところで、このような日本の選択が再び韓国経済に深刻なしわ寄せを招いているのだ。こうした論理が妥当ならば、米国の韓国に対するウォン切り下げの圧力は結果的に非正常を拡大する結果を招く。世界経済の健全な発展のためにも円に比べて過度に切り上げられたウォンの価値を引き下げる努力は正当化されるべきだろう。
(引用ここまで)

 簡単に整理すると、こういうことを語っているのですが……

 1.「アメリカはウォン安への為替介入をするなと言っている。貿易黒字があるからだ」
 2.「過去最大の貿易黒字を記録しているが、それは輸入が減っているからだ」
 3.「輸入が減っているのは韓国が不況だからだ」
 4.「韓国が不況なのは円安だからだ」
 5.「だから為替介入してもいいはずなのだ」

 一応、全文を3回くらい読んだはずです。
 どうしても意味が理解できません(笑)。
 内需がどうしようもないから、外需だけで経済をブーストしようとして全世界に迷惑をかけている……としか読めないし、読みようがないのですよね。

 韓国国内の景気がどうあれ経常黒字を積み重ねているんだから、通貨高は自然のこととして生じる。
 でも、それじゃやっていけないから為替への介入をしてもいいんじゃないかっていう。
 なんていうか……「盗人にも三分の理」?
 韓国がそうやって主張したとしても、世界はそれを認めませんよね。

 ウォン安にしたいんだったら、韓国も金融緩和に踏み切ってみたらどうでしょうかね?
 あるいは2009年前後みたいに通貨危機による経済破綻に向かうのも手ですよね。あのときは1USD=1600KRWまで行って、韓国企業に恩恵をもたらしたのですから。

 少なくとも覆面介入をやめて、もっと通貨政策をクリアなものにしろっていうアメリカの主張は当然のものですよ。
 ……とは言われつつも、どうせまたやるんでしょうけど。