韓国政府「米国務長官の訪韓中にTHAAD協議したことない」(中央日報)
青瓦台「米国側からTHAADへの公式立場を通知してきたものはない」(中央日報)
米国務長官の突然のTHAAD発言…色あせた「友人ビョンセ」援護(中央日報)
【社説】THAADに関する米国の確実な立場は何か=韓国(中央日報)
米迎撃システム配備「要請あれば主導的に判断」=韓国(聯合ニュース)
【社説】THAAD配備、混乱招く韓米の温度差(朝鮮日報)
記者会見が終わった後、外交部の雰囲気はよかった。安倍晋三首相の訪米後、「日米新蜜月関係」が浮き彫りになり、精神的な苦労が多かった。ある当局者は「その間、我々が説明しても聞かなかったが、ケリー長官が話すとようやく信じられた」と言うほどだった。韓米同盟が日米同盟に劣らないということ、歴史問題で米国は決して日本の肩を持たないという説明だった。

問題はその後だった。訪韓の最後の日程で龍山(ヨンサン)米第8軍に行ったケリー長官が「北朝鮮の挑発のために高高度ミサイル防衛(THAAD)体系などを話す」と述べたのだ。THAADを全く取り上げなかったケリー長官だったため、唐突だった。精製されない発言をして非難を受けることもあったケリー長官だったが、今回は時期が絶妙だった。韓国国内で水面下に沈んだTHAAD論争に再び火をつけたのだ。

外交部は非常事態となった。担当の記者に「両国間にTHAAD配備の議論はなく、ケリー長官の表現は『米国内部』を意味する」という説明を入れた文字メッセージが発送された。夜11時ごろには在韓米大使館側から出た釈明資料も発送された。THAAD発言をケリー長官が意図的にしたのか、それとも何気なくした発言なのかは今でも分からない。

しかしいつも米国当局者の言葉に大騒ぎしなければいけない状況自体が引っかかる。ケリー長官の慰安婦発言と韓米同盟発言は半日も経たないうちに色あせた。
(引用ここまで)
 ケリー国務長官が訪韓して、6月に予定されているパク・クネの訪米の事前調整をしていたわけですが。
 もうひとつの使命として「日米関係に遅れた米韓関係」というものの払拭があったのですね。
 少なくとも韓国側としては、そのアピールを存分にしてほしいというのが要望としてあったのでしょう。

 いくつかの事柄に関してはうまくやってくれた模様です。
 日韓の歴史認識問題に関しては「二国間での話し合いが基本」といういつもの木で鼻をくくった話をされてしまいましたが、米韓関係は親密だという話を繰り返ししたようですね。

 でも、離韓直前に在韓米軍を前にして「THAAD配備は必要だ」という話をしてしまって、なにもかもが帳消しになってしまったと。
 アメリカからしてみたらこれこそが核心だったということなのでしょうね。 

 その後、韓国外交部(外務省に相当)はパニックになってしまって、その後は記事の数が語るようにマスコミもそれに輪をかけたような大パニック。
 中国傾倒をアメリカは許さないというメッセージでしょうねぇ……。