日本外務省審議官が非公式で訪韓…世界遺産など協議(中央日報)
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韓国政府「日本、世界遺産登録の交渉仕上げ段階…調整必要」(中央日報)

日本外務省の杉山晋輔・外務審議官が先月30日、非公式で韓国を訪問し、金ホン均(キム・ホンギュン)次官補や趙兌烈(チョ・テヨル)外交部第2次官と会談していたことが分かった。 (中略)

「日本による国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界文化遺産登録問題などを含め、両国の関心事についての協議があった」としながら、特に趙氏との面談では「日本の世界遺産登録の件に関連し、大詰めの調整が行われたようだ」と伝えた。
(引用ここまで)
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外交部の魯光鎰(ノ・グァンイル)報道官はこの日ソウル外交部庁舎で交渉状況を尋ねる質問に「協議は進行中」としながら「仕上げ作業の段階で、調整が必要だと理解すれば良いようだ」と答えた。

魯報道官は「(韓日)外相会談直後に大きな枠組みでの共通認識があったと話したが、『合意した』とは言わなかった」と強調した。
(引用ここまで)

 おっと、またちょっと煮立ってきたかな。
 注目したいのは太字引用部分。「ユン・ビョンセ来日時に「合意した」とは言わなかった」ですよ。
 明治日本の産業革命遺産について、韓国の対応はこんな経緯をたどってきています。

世界遺産への登録自体に反対
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世界遺産になんらかの形で強制徴用があったことを書け
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日韓交渉するも完全に平行線
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パク・クネらがユネスコ事務局長、世界遺産委員各国に告げ口外交開始
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世界遺産登録に反対する韓国の「市民団体」が日本入国でトラブル
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韓国の「市民団体」が軍艦島にエンジントラブル(?)で辿りつけず
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ユン・ビョンセ外相、ドイツ・クロアチアに外遊。告げ口外交のため
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ユン・ビョンセ、来日と同時に手の平返し「両国が協力する」と発言
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韓国の国会議員、登録に反対するため渡独
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・韓国の「市民団体」も登録反対行動のために渡独 (朝鮮日報記事

 ……と、いったところですかね。
 よく追ってるな、我ながら。

 日本で大きく取り上げられたのは「韓国が登録に反対」と「ユン・ビョンセ来日と同時に突然の手の平返し」のふたつ。
 これで合意できずに、韓国が登録阻止に走ったとしたら恐ろしいことになりますよ。一時は合意したって報道がされていたのですから、さらにひどいことになるでしょうね。

 以前から楽韓Webで書いていることなのですが、韓国の工作の結果として世界遺産登録が阻止されたら日本の嫌韓がどこまで進むのか分かりません。
 特に当該の世界遺産候補のある地域は「韓国人立ち入り禁止」くらいやったとしても、なんら不思議がないほどに嫌韓が進むでしょうね。
 もはやそれを「嫌韓」と呼べるかどうか、分からないものになってしまうかもしれません。

 現在の日本人の一般的な感情として「韓国にはもう疲れた」というものがありますが、それが一歩進んで「韓国とは共生できない」というところまで行くかもしれないのですよ。
 世界遺産登録阻止に成功したとして、韓国にとってそれは外交的成果と呼べるものになるのかどうか。そこまで考えて……ないんだろうなぁ。

 日本という国はアメリカと全面戦争をした唯一の国だってことを覚えておいたほうがいいと思うのですけどね。