【社説】朴大統領の約束で設置された海洋特殊救助団が放置されるとは(中央日報)
朴大統領が作った救助団、ちゃんとした訓練場も事務室もない(中央日報)
特殊救助団は昨年12月に創設された。大統領の意向に従ったものだった。セウォル号惨事から約1カ月後の昨年5月19日、朴槿恵(パク・クネ)大統領は談話で「先端装備と高度な技術で武装した特殊起動救助隊を組織し、全国どこのどんな災難にもすぐに投じられるようにする」とし「休みない反復訓練を通じて『ゴールデンタイム』対応能力を画期的に高める」と述べた。このような大統領の意志により、国民安全処は解体された海洋警察で、救助・防災専門の人材62人を選抜して中央海洋特殊救助団を組織した。
(引用ここまで)

 セウォル号の事故後に大統領のいわば「勅命」で作られたはずの海洋特殊救助団が放置されていて訓練は他の隊の施設を借りていて、庁舎は仮住まい。装備品をしまう場所すらない。
 で、「事故が起きたらすぐに駆けつける」というコンセプトの隊なのだけども、その仮住まい庁舎からヘリポートまでまず15キロメートル。
 んで、中央日報の記事は「なぜこのようなことになっているのか……」というものなのですが。

 そりゃまあ、そうでしょ。
 パク・クネは「なぜ救助ができなかった!」って言いたかっただけですし、「先進的な救助隊を作った」って言いたかっただけですから。
 救助できなかったのは自分の責任ではないと。
 そして自分の言葉によって救助隊は作ったと。
 それも先進的な装備で、韓国のどこで事故が起きようとも駆けつけられる先進的な救助隊だと。

 あとは自分の任期のうちにセウォル号事故のような大規模海難事故が起きないことを願えばOK。

 なにしろ偉大なる大統領様が勅命で救助隊を設立されたのですからね。
 もうあとは救助されて当然、できなければ彼らの能力の問題なのですよ。