サムスン、中国スマホ市場で現地企業に押されて5位に(中央日報)
韓国人トップ夜逃げで現地下請け企業が倒産……失速中のサムスンが中国で完全にオワコンか(日刊サイゾー)
7月20日、サムスンの部品メーカーとして受託生産(OEM)を手掛けていた蘇州普光が倒産したというニュースが報道され、ネット上ではさまざまな臆測が飛び交った。「中国毎日経済新聞」が伝えたところによると、影響は同社が大株主である広東省の「東莞普光」にも波及。液晶ディスプレイをサムスンに提供する東莞普光は7月1日から現在まで約1カ月間、生産ラインがストップしている状況だという。

 倒産した蘇州普光は、韓国財閥の普光グループが07年4月、蘇州市東南部に位置する呉江開発区に設立した企業で、主要な業務は新型電子部品の開発と生産だった。しかし、実質的な顧客はサムスン1社のみで、サムスンのあらゆる製品を受託していたため、親会社である韓国普光グループが破産申し立てを行うと、中国の現地法人も自然と立ち行かなくなった。蘇州普光はサムスンからの発注が減少していく中、徐々に経営困難に陥ったが、状況を悪化させたのは、現地法人で働く韓国人責任者が6月中旬に突如、“夜逃げ”するがごとく帰国してしまったことだ。(中略)

 サムスンはこの数年、モバイル部門の売り上げが中国でも不調だ。高機能で低価格なスマホを商品化する国産メーカーが次々と台頭してきたため、iPhoneとGalaxyが競り合う勢力図はあっという間に塗り替えられたからだ。2015年第二四半期の中国国内のスマホのシェア統計では、小米(シャオミ)が18%、華為技術(ファーウェイ)16%、Appleが12%と続き、vivo(歩歩高)が10%、サムスンが9%という結果となり、低迷感は拭えない。中国サムスンは利益の60%前後をモバイル部門が占めており、スマホの売り上げが傾けば企業全体への影響は避けられない。

 中国の“アキバ”こと深セン市・華強北に住む日本人バイヤーは言う。

「つい2年ほど前までサムスンがひとり勝ちだったのに、いまや見る陰もない。サムスンのスマホを売っていた代理店も、みんなシャオミやOPPOなど国産メーカーの販売店になってしまった。例えば、最新のGalaxy S6はこっちで10万円以上するのに、同等スペックの中国製スマホは4万円くらいで買える。デザインも中国製は良くなってきているのに対し、サムスンは基本的に数年前からあまり変わってない。若い女性たちから見放されていて、いまやGalaxyを使っているのは農民工や田舎のオッサンだけ。中国でも、完全にオワコンです」
(引用ここまで)

 サムスン電子の中国でのシェアが9%。
 まあ、2014年の第4四半期では7.9%だったので持ち直したといえるのでしょうね。
 Galaxy S6が4月の頭に発売されたおかげで9%まで回復できたというべき。Galaxy S6効果です。

 2013年のQ4で18.8%のシェアだったものが、2014年のQ4で7.9%。(IDC調べ
 それに加えて中国でのスマートフォン販売数は頭打ち。全体のパイが伸びていればシェアが落ちても販売台数が伸びるというようなことがありえるのですが、上記の1年で四半期毎の販売数がちょうど半分になっているのですよね。 

 韓国メディアもサムスン電子も「Galaxy S6が出ればすべての不調を帳消しにしてくれる」みたいな過大な期待をかけていたのですが、案の定でした。

 Androidではもはや差別化ができない。
 マネタイズできるような魅力的なソフトウェアもない。
 独自OSに手を出すほどの技術力もない。
 Tizenを推進しようとしてみたらグダグダ。 

 あるていどの大きなプレイヤーとしてスマートフォンを販売していくのでしょうが、2012-13みたいな我が世の春はもう二度と来ないことは間違いありません。
 もはや誰であろうとそこそこの資金があればスマートフォン製造ができる状況。
 中国では「靴屋でも明日からスマフォが作れる」と揶揄されるほど。 

 いや、しかし技術の陳腐化の速度が本当に速いですよね……。