50代以上自営業者の45% 月収11万円未満=韓国(聯合ニュース)
 韓国では50代以上の自営業者の約半数が平均月収100万ウォン(約11万円)に満たないことが31日、国民年金研究院の研究報告書で分かった。

 50歳以上の非賃金労働者の月収平均をみると、100万ウォン未満が44.7%で最も多かった。次いで100万〜200万ウォン未満が21.3%、300万ウォン以上が17.9%、200万〜300万ウォン未満が16.1%の順だった。
(引用ここまで)

 あー、なるほどなぁ。
 50代の自営業、すなわち「名誉退職」させられた人々がなんの経験もなしにカフェをはじめたり、チキンやらなんやらを売るようになって得られるのがこの100万ウォン未満。
 100〜200万ウォンの21.3%もあわせれば66%が200万ウォン未満の月収しかないということになります。

 ちなみに今年の最低賃金である時給5580ウォンで8時間働いて、完全週休2日制であるとしておおよそ月に22日働くと100万ウォンにちょっと届かないくらいです。
 半分弱の自営業者が100万ウォンを稼げていないのに、その従業員に最低賃金を保証できるわけないですよね……。
 こんなところからも全労働者の1/4が最低賃金をもらえていないという数字は説得力を持っています
 しかも、この数字は「100万ウォン未満が44.7%」ですから、100ウォン以下であるという可能性のほうが多分に高いのですよ。

 逆の視点から見てみましょう。
 50代であろうとも最低賃金で働いたほうが儲かるくらいなのに、再雇用してもらえないのです。
 もちろん、50代にもなっていまさら最低賃金で……というようなメンツの部分もあるでしょう。その部分も少なくはないと思います。
 ですが、再雇用先があるのであればこんな自営業で自爆するような真似をしなくてもいいのです。
 さらにいえば60歳定年制がきっちり法制化されていれば、なおのこと。
 もうひとつついでにいうのであれば、まともな年金制度があればこんなことにはならなかったのですよね。

 こういった高齢層を刈り取って、放り投げるようにしてでしか競争力を生じさせることができなかたんだなぁ……としみじみ分かりますね。
 そりゃまあ、高齢者層の自殺率が世界最高になるでしょうし、バッカスおばさんなるものが生まれますわ……。