【寄稿】朴大統領は中国の抗日戦勝式典に出席するべき(朝鮮日報)
抗日勝利記念の軍事パレード、反日色が強すぎで西側首脳陣欠席も、中国は朴大統領を熱望―仏メディア(レコードチャイナ)
 北京の閲兵式は、日本という特定の国を超え、全世界のファシスト勢力を相手にした勝利を記念する行事だ。第2次大戦当時、中国は米国と共に連合国の一員であり、韓国の臨時政府も、小さいながら一助となった。従って、韓国がこの戦勝記念式に出席しない理由はない。

 朴大統領の訪中が韓日関係に冷水を浴びせる、という見方も性急だ。安倍首相訪中の可能性があるからだ。(中略)

 朴大統領の出席は、習主席の体面を立ててやることができる。北京の閲兵式に出席する外国首脳のリストは、今年5月にモスクワで開かれた戦勝記念式のものと大きくは違わないだろう。出席する首脳の数がもう少し増えることもあり得るが、新鮮な重量級の首脳は特にいないだろう。必要とされる時に行ってやるのが、真の友だ。中国の「親・誠・恵・容・善隣外交」の成功例たる韓国の指導者が行けば、主席にとっては「千軍万馬」となるだろう。これは、韓中関係の懸案となっている韓中FTA(自由貿易協定)、一帯一路、アジア・インフラ投資銀行(AIIB)、ユーラシア・イニシアチブなどを、この先中国が一層友好的に扱うよう仕向ける上で効果があるだろう。 (中略)

 行くと決まれば、太っ腹に行こう。閲兵式に出席しないとか、行っても存在感のないことはやめよう。10個の小さなプレゼントより、1個の大きなプレゼントの方がましだ。行くついでに上海臨時政府の庁舎を訪問すれば、名分はより大きくなる。決定の時期も重要だ。AIIBは実利の問題であって、決定が遅くても差し支えなかったが、9月3日の行事は名分の問題だけに、素早い決定が必要だ。米国が嫌がっても、安倍首相が行かなくても、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党第1書記が行こうが行くまいが、韓国人が考えるべきは国益だ。
(引用ここまで)
ある専門家は、西側指導者の不参加はたいした驚きではなく、中国政府が最も望んでいる出席者は韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領だとし、「もし朴大統領が主席しなければ軍事パレードの意義自体が不完全になるうえ、朴大統領が米国の圧力を受けたことを公にしてしまうことにもなる」と述べた。
(引用ここまで)

 抗日勝利軍事パレードにパク・クネが出席するのかどうか。  また中国が踏み絵を出してきていますね。
 鈴置氏のいうところの「米中星取り表」に掲載されそうな大きなイベントであると。
 アメリカは「中国から正式な招待を受けていない」と言っています。実際がどうかは不明ですが。
 その他の西側諸国も招待を受けないところが多数出てくるのではないかという予想がされています。

 で、レコードチャイナの記事にもあるように、実質的には韓国をねらい打ちにしている部分もあると。
 「さて、韓国を正式に招待したけどどうするの?」と。
 アメリカの「融和を優先したイベントにしてくれ」という依頼はとても通りそうにない。
 どのような型式のイベントになるかは不明ですが、まあ「日本を叩き潰した」ということになっているのでしょう。八路軍と交戦した覚えが日本側にないとしても。
 踏み絵として充分な威力を持ったものになるんじゃないでしょうかね。
 西側諸国が出席しない中で、韓国はどうするのかと。 

 で、朝鮮日報のコラムでは「日本? 知ったこっちゃない、出席しろ」みたいな乱暴なものなのですが。
 ちょっと面白いのが「中国は連合国の一員で、韓国もその助けになった」って微妙な記述をしているところ。
 連合国ではないのだけども、一緒になって戦ったんだという韓国の建国神話を懸命になって信じこんでいる、もしくは信じこもうとしているのが分かりますね。
 韓国ではこの時期が来る度に自分たちに正統性がないという事実と、憲法にも書かれている建前との間で苦悩するのです。
 で、そのコンプレックスの解消のために日本を攻撃すると。
 かつては日本もそれにつきあってきてあげてきていたのですが、現状は「やりたいなら勝手にやれば」くらいのものになっていますね。
 ま、これが正常な関係だとは思いますが。