韓国建設5社、クウェートで6兆ウォン工事受注(中央日報)
今年受注が少なかった中東建設市場で「6兆ウォン台」の工事を受注した。

建設業界によると、大宇建設・現代建設・現代重工業・SK建設・ハンファ建設の5社は最近、クウェート国営石油会社が発注したアズール新規精油工場(NRP)建設工事を受注した。53億1400万ドル(約6兆ウォン)規模だ。一日61万5000バレルの低硫黄燃料を生産する工場を建設する。

このプロジェクトの総事業費は140億ドルで、今年発注された海外建設プロジェクトでは最大規模となる。
(引用ここまで)

 この記事でふと思い出したのですが、韓国と中東の関わり合いはかなり濃厚なのです。70年代には肉体労働者を送りこんで外貨を稼いでいた頃からの関わり合いです。
 パク・クネの「若者は中東に行った」発言はこのあたりの話を受けてのものだったのです。
 以前から韓国の建設会社が中東で多くの受注を請け負っているのは、その関わり合いと無関係ではないのでしょう。
 まあ、その多くが赤字受注であったのですが。

 その一方でMERSは中東に一部地域おいてはちょっとした風土病ともいえるものになっています。自覚症状がなくても抗体を持っている元感染者がけっこういるとのことです。
 んで、致死率4割というのは中東でかなり具合が悪くなってから病院に来てMERSであるということが分かった患者が4割死亡するということで、感染者が確実に4割死ぬってことではないのですよ。
 現に韓国でも免疫力が低い患者の多い院内感染であっても致死率は2割といったところでした。

 韓国と中東の関わり合いの深さというものを考えると、韓国人の感染者が出てもなんら不思議ではないのです。
 同様に日本にMERSが入るのであれば、中東からであるという専門家の話は当然でした。
 韓国では基本的に院内感染がほとんどで、中東のようにそこらへんいウイルスがあるような状況ではなかったですからね。
 MERS騒動で日本からの渡航は自粛はしてもそれほど騒ぐ必要なんかないという話をしましたが、まあ正解でした。

 外需一本槍で世界中を廻っている韓国人のほうが、こういった風土病に罹患する機会は多いのはまあしょうがないことです。
 そういう意味で韓国政府は伝染病の出入りが多いことに気をつけるべきだったのですが。
 今回の韓国政府による後手後手の対応は「ああ、セウォル号事故から危機対応をなにも学べなかったのだな」と分かります。

 なんかこの「韓国と中東との関わり合い」あたりをからめて、MERSの感染を解説しているところがひとつもなかったので書いてみました。